
米国のドナルド・トランプ大統領から「終戦協定の期限」を通告されたロシアが最大10万人に達する兵力と物資を集結させ、大規模な攻勢を準備しているとの報道が出た。
ウクライナ・メディアのキーウ・ポストが9日(現地時間)に報じたところによると、この日、ウクライナの戦争分析グループである「DeepState UA」の共同設立者、ロマン・ポゴリリー氏とルスラン・ミクラ氏はキーウで開かれた安全保障会議で「ロシアがウクライナ東部と南部地域で今春大規模攻撃を仕掛けるため、兵力と物資を準備している」と主張したという。

さらに「ロシアが集結させている兵力の数は最大10万人に達する可能性がある」とし、「ウクライナ東部ドネツク地域が標的になる可能性が高い」と付け加えた。また「ロシア軍はウクライナ軍の地上部隊の大部分を全面戦争に引き込み、殲滅することを究極の目標としている」と伝えた。
これに先立ち、米国のドナルド・トランプ大統領はウクライナとロシアに終戦交渉の期限を今年6月に設定したとされる。ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は7日、「米国は今夏開始前までに戦争を終結させることを双方に提案しており、この時間枠に従って双方に圧力をかけると思われる」とし、「米国は終戦のために全力を尽くすと言い、(ロシア・ウクライナも)6月までに全てを行うことを望んでおり、明確なスケジュールを求めている」と述べた。

一部では、ロシアの「10万人総攻撃」がトランプ大統領の示した終戦交渉期限と関連があると分析している。6月までにウクライナへの被害を蓄積し、占領地域を最大限に拡大した後、ロシアに有利な交渉テーブルに着くつもりかもしれないという見方だ。
ロシアとウクライナ、米国は4~5日にアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで2回目の終戦会談を行ったが、争点である領土問題では特に進展を見せなかった。ロシアはドンバス(ウクライナ東部ドネツク・ルハーンシク州)地域の占領地のロシア編入を要求しているが、ウクライナは受け入れられないという立場を堅持している。
一方、米国は米・ロシア・ウクライナ3者会談を初めて米フロリダ州で来週開催しようと提案したが、ロシアは3者会談を米国で開催する考えはなく、そのような議論もしたことがないと反論した。
















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