ウクライナ戦争の開始から4年を前に、米国が仲介するロシアとウクライナによる3回目の停戦交渉が、今月17~18日(現地時間)、スイス・ジュネーブで行われる予定だ。

タス通信は13日、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官が「ウクライナ問題解決に向けた次回の交渉ラウンドは、17~18日にジュネーブで3者形式で行われる」と述べたと報じた。ペスコフ報道官は、ロシア代表団を大統領補佐官のウラジーミル・メジンスキー氏が率いると明らかにした。
ウクライナ大統領府も同日、第3回交渉の日程と形式を確認したと発表した。キーウ・ポストによると、大統領側近のドミトロ・リトヴィン氏は記者団に対し、「キーウ代表団は現在、交渉に向けた準備を進めている」と述べた。
第1回の3者交渉は先月23~24日にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われ、その際はロシア側代表団を軍参謀本部情報総局長のイーゴリ・コスチュコフ氏が率いた。第2回交渉も先日4~5日に同じ場所で開催された。その際、米大統領特使のスティーブン・ウィトコフ氏は、ロシアとウクライナが314人の捕虜交換で合意したと明らかにした。タス通信は、第2回交渉では「経済的側面、領土問題、停戦メカニズムなどが議論された」と伝えている。

最近、停戦交渉が続く中、米国による対ウクライナ圧力が強まっているとの報道が出ている。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は同日、「トランプ政権が戦争の早期終結を目指し、ウクライナに対してロシアへの譲歩を迫っている」と伝えた。
特にドンバス地域をめぐり、ウクライナに譲歩を求めているほか、ウクライナが現在統治している一部地域から撤退し、その地域を「自由経済区」に転換する案も再び提案されたという。また、第2回交渉の過程で、米国は5月15日までにウクライナ大統領選挙を実施するよう求めたともNYTは報じている。さらに、ウクライナが妥協の用意を示さない、あるいは譲歩に応じない場合、米国が交渉の枠組みから離脱する可能性があるとの警告も出ているという。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、12日に公開された米誌ジ・アトランティック(The Atlantic)のインタビューで、「不利な合意を結ぶくらいなら、むしろ合意しない方がよい」と述べた。その一方で、「いかなる合意であっても、尊厳が守られ、持続可能な平和であり、ロシアの再侵攻を防ぐ明確な安全保障が伴わなければならない」と強調した。さらに、これまでの米国側の回答は受け入れるにはあまりにも曖昧だと指摘し、「これらすべてが文書として明文化されなければならない」との考えを示した。米国側の大統領選挙実施提案については、「選挙を行う用意はある」としつつも、「そのためには(選挙の)安全と治安の確保、そして停戦が必要だ」と述べた。
一方、ロシア側は交渉に対して慎重な姿勢を維持している。ペスコフ報道官は、先月の第1回交渉後、「初期接触の段階で大きな成果を期待するのは誤りだ」と述べる一方で、「今後も重要な作業が残されている」との認識を示すにとどめた。
















コメント0