先月24日、突如失脚した中国軍の制服組トップだった張又侠氏(76)は、中国の習近平国家主席の体制を転覆させる反乱を企てる会合に出席中、急遽逮捕されたと伝えられている。もし容疑が事実なら、間もなく開かれる裁判で極刑を宣告されるのは確実だ。少なくとも無期懲役を言い渡された後、生涯を刑務所で過ごすことになると予想される。

中国の権力中枢の情報に詳しい北京の消息筋によると、22日の伝言では、元々習主席と張氏の関係は非常に良好だったという。先代からの特別な縁を考えれば、確かにそうならざるを得なかった。しかし、二人は昨年から軍部内の派閥争いと台湾の武力統一問題をめぐる意見の相違から、徐々に距離が開き始めた。
ついに昨年末には衝突寸前にまで至った。当然、習主席が権力において圧倒的優位にあった。張氏が静観していれば、粛清されるのは時間の問題だったと言える。彼には何か局面を転換する契機が必要だった。方法はクーデター、つまり反乱以外になかった。結局、彼は自身を支持する軍の高級将校たちを結集し、行動を起こすことを決意した。
決行の日も決定された。1月19日だった。反乱の企て場所も北京近郊の秘密の場所に定められた。彼は当日早朝、北京西山の自宅を出て、自身のアウディに乗り込んだ。しかし、企て場所に向かう途中、事前に情報を入手し待ち構えていた人民解放軍の保安部隊の精鋭要員たちに逮捕されるという事態に見舞われた。
彼の息子と妻も西山の自宅で逮捕を免れなかった。反乱の企て場所である北京のある場所に向かっていた同じく軍幹部の劉振立氏(62)をはじめとする多数の高級将校たちも同様だった。ほぼ同時刻に反乱の首謀者である張氏と全く同じ運命をたどった。
消息筋によると、張氏より3歳年下の習主席は、先輩や高級将校たちが逮捕されるこの全過程をリアルタイムで報告を受けていたという。状況終了直後には、映像を通じて逮捕作戦の全過程も視聴したとされる。当然、怒りを抑えられなかった。事件終了から1週間後に国防部を通じて全容を急遽発表したのは、まさにこのためだったと言える。
現在、張氏の失脚に関しては数多くの噂が飛び交っている。汚職関与説や、米国に核兵器関連の機密を売り渡したスパイだという噂が代表的だ。十分に可能性があると言わざるを得ない。しかし、様々な状況から見て、反乱を企てたという噂も無視できない。最も有力な説だと言っても過言ではない。
もし反乱企て説が事実なら、直接的や間接的に関与した将軍たちも無事では済まないだろう。すでに粛清対象が名指しされているとも伝えられている。3月初めに開かれる第14期両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)第4回会議で人民解放軍の大規模な改編が議論されるという噂が広まっているのは、この点から見ても何ら不思議ではない。
















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