
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、「3年さらに戦争を準備するよう指示した」との報道にウクライナ政府が反論した。20日(現地時間)、ウクライナ国営通信ウクルインフォルム通信などの現地メディアは、「アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記者の発言は明らかなフェイクニュースで事実無根だ」と強く否定した。
それに先立ち、WSJのボイアン・パンチェフスキー記者はドイツのポッドキャストに出演し「ゼレンスキー大統領が12日に側近との非公開会議で、ロシアとの交渉は実質的に失敗だと宣言し、今後3年間の戦争計画を立てるよう指示した」と主張した。その上で、「その場にいた人々は完全にショックを受け、誰も3年もの戦争を望んでいなかった」と付け加えた。
この発言が報じられると、ロシアのメディアはこれを引用して報道し始め、結局ウクライナ政府が火消しに動いた。ウクライナのドミトロ・リトビン大統領府顧問は「交渉に対する否定的な意見や参謀との対話はまったくなかった」とし、「今後3年間戦争を継続しようという議論もなかった。これはまったくの嘘だ」と反論した。これに対し、ウクライナのメディアであるキーウ・インディペンデントは「ウクライナ政府は長期的な戦争に備えているようだ」とし、「戦争が始まって4年が経ったが領土と安全保障に関する交渉は依然として膠着状態にある」と指摘した。
一方、ゼレンスキー大統領は戦争勃発4周年を迎えたAFP通信とのインタビューで「ウクライナは戦争で負けていない」と主張した。特に、彼は次期大統領選出馬については「決定しておらず、戦争が終わらない限り大統領選の実施は不可能だ」と述べた。現在、ウクライナ憲法は2022年2月の開戦以降施行された戒厳令により選挙を行うことができない。ゼレンスキー大統領は2019年5月20日に就任し、本来なら2024年5月19日に任期が終了するはずだった。しかし、戒厳令が続いているため依然として大統領職を遂行中だが、ロシア政府はこれを違法だとして認めていない。
















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