
10億ドル(約1,557億円)を超えるロシアのミサイルシステムがウクライナの攻撃で破壊されたという主張が提起された。ウクライナメディアのユナイテッド24は25日(現地時間)、「この夜、ウクライナ特殊作戦軍(SSO)がロシアに占領されたクリミア半島の防空網を精密打撃した」と報じた。
SSOの公式発表によると、ウクライナ特殊部隊はロシア軍が運用する最先端の「S-400・トリウームフ」地対空ミサイルシステムを含む複数の高価値目標を成功裏に無力化したという。S-400・トリウームフはロシアが開発した世界最高級の長距離地対空ミサイル(SAM)システムで、航空機、ステルス機、巡航ミサイル、弾道ミサイルなど様々な空中脅威を同時に探知・追跡・迎撃できるよう設計された。
この武器は長距離探知レーダーと交戦制御レーダー、発射台、指揮統制車両などが一体になった統合防空ネットワークで、一つの砲台が様々なミサイルを混合運用できる利点がある。最大迎撃高度は30km以上、同時追跡は300以上可能で、戦闘機やステルス機、戦略爆撃機、巡航ミサイル、短距離・中距離弾道ミサイルなども迎撃できる。ユナイテッド24は「S-400・トリウームフの価格は10億ドルに達する」と伝えた。

ウクライナ特殊部隊は今回の攻撃で「パーンツィリ-S1」防空システムも除去した。パーンツィリ-S1はドローン(無人機)と低高度ミサイルからS-400砲台を保護するために配備されたとされる。SSOは「低高度及び中高度でドローンとミサイルから敵の主要防空網目標と陣地を監視していたパーンツィリ-S1システムも、もはや存在しなくなった」とし、「このような資産の破壊はロシア軍にとって相当な財政的、作戦的損失を意味する」と評価した。
ウクライナ側は今回の攻撃に使用した武器を公開しなかった。

これに先立ち、ウクライナ軍は2023年9月にもクリミア半島西部地域で改良型「ネプトゥーン」巡航ミサイルとドローンなどを利用してS-400の一部を破壊した。同年10月には米国が提供した「ATACMS」長距離ミサイルを利用してS-400発射台とレーダーを破壊した。
専門家たちはS-400が非常に強力な武器であることを認めつつ、高価な装備の特性上一点に集中配置され、ドローンとミサイルが混合された飽和攻撃、電子戦妨害などには脆弱だと指摘する。特にレーダー車両が破壊されると砲台全体の機能が麻痺する可能性があるという。
一方、今回の戦争が長期消耗戦に続く中、ロシアとウクライナ両側の戦死者が今年までに50万人を超えるという見通しが出ている。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)などを引用し、ロシアの戦死者数が現在最大32万5,000人、負傷者を合わせると120万人に達すると推定されると伝えた。ウクライナは最大50万~60万人が死亡・負傷・行方不明になったと推定している。
NYTは「今年両側の戦死者数が50万人を超える可能性があり、一部の集計によればすでに超えているかもしれない」と報じた。4年間ロシアの侵攻に立ち向かってきたウクライナは、戦争を終わらせる唯一の方法として今後の3者会談を挙げた。

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は25日(現地時間)、米国のドナルド・トランプ大統領と電話をした後、SNSの「X(旧Twitter)」に投稿した文章で「今回の会談が交渉をトップレベルに引き上げる機会を作ることを期待している」と述べた。続けて「これこそがすべての複雑で敏感な問題を解決し、戦争を終わらせる唯一の方法だ」と強調した。
現在ロシアとウクライナは領土問題で糸口を見出せずにいる。ロシアはドンバス(ドネツク・ルハーンシク州)などウクライナ東部地域の領土のロシア編入を要求しているが、ウクライナは受け入れられないという立場を貫いている。
一歩も譲らない両側の間でトランプ大統領は6月の終戦を目指してウクライナを圧迫している。一部では11月の中間選挙を前に、米最高裁の関税無効判決と強圧的な反移民政策で国政の動力を失った彼がウクライナ戦争の終結を通じて支持を得ようと圧力を高めていると批判されている。米国が仲介するロシア・ウクライナ3者会談は来週スイスのジュネーブで開かれる予定だ。
















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ぽこぽこへっど
トランプは何もするな。 トランプ自身が災害。