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「中東最大の米軍基地が標的」イラン爆撃機が低空侵入で“あと2分”まで接近…カタール空軍が空中戦で撃墜

織田昌大 アクセス  

米兵1万人に被害の可能性…イラン無人機、基地まで2分の距離で撃墜

引用:YouTube
引用:YouTube

イランの爆撃機が中東最大規模の米軍基地を攻撃する直前まで接近したものの、撃墜されたとの主張が浮上した。

米CNNは5日(現地時間)、作戦状況に詳しい関係者2人の話として「2日、イラン革命防衛隊が旧ソ連製のSu24爆撃機2機をアルウデイド空軍基地とラスラファンに向けて出撃させた」と報じた。

アルウデイド空軍基地はカタールの首都ドーハ南西の砂漠地帯に位置する中東最大規模の米軍基地で、米兵およそ1万人が駐留している。イラン空軍のもう一つの標的とされたラスラファンには、カタール経済の中核を担う大規模な天然ガス処理施設がある。

関係者はCNNに対し「イランの爆撃機は目標までわずか2分の距離にまで迫っていた」と語った。別の関係者も「爆撃機は爆弾と誘導兵器を搭載したまま、肉眼で確認できるほどの距離まで接近していた」と伝えた。

当時、カタール側は無線で警告を送ったが、イランの爆撃機はレーダー探知を避けるため低空飛行を続け、応答しなかったという。

関係者は「その後、カタール側が現場の状況を踏まえ、これらの航空機を『敵対的』と判断して戦闘機を出撃させた」とし「カタールのF15戦闘機とイランの爆撃機が空中戦を行い、最終的にイラン機が撃墜された」と主張した。

この主張が事実であれば、イランが爆撃機を動員して中東最大規模の米軍基地を攻撃し、米兵1万人に死傷者を出そうとした作戦が実行直前で失敗したことになる。

その後、イランの爆撃機はカタールの領海に墜落し、現在カタール当局が乗員の捜索を続けているという。

引用:X(旧ツイッター)
引用:X(旧ツイッター)

CNNは「イランがカタール上空で実行した大胆な作戦は、イランの最高指導者アヤトラ・アリー・ハメネイ師の死後、イランが有人航空機を使って中東の近隣国を攻撃した初の事例であり、カタール空軍が空中戦に出た初めての事例でもある」と伝えた。

米統合参謀本部議長のダン・ケイン氏は前日のブリーフィングで「カタールの戦闘機が初めてイランの爆撃機2機を撃墜した」と述べたが、イランの爆撃機の具体的な標的については言及しなかった。

カタール外務省は今回の事案について「イランが中東の緊張を高めた出来事だ」とし「イランは緊張緩和や解決策を模索する真剣な意思を示していない」と批判した。

さらに「イランはむしろ近隣諸国に被害を与え、無関係な戦争に巻き込もうとしている」と指摘した。

一方、中東の米同盟国に対して激しい報復を続けているイランは、米国やイスラエルに屈する意思はないとの姿勢を改めて示した。

イランのアッバス・アラグチ外相は5日、米NBCとのオンラインインタビューで「我々は停戦を求めていない」と述べ「米国と交渉する理由は見当たらない。米国に連絡を取ったこともない」と語った。

続けて「我々は米国と2度交渉してきたが、そのたびに交渉の最中に攻撃を受けた」とし「だから我々は停戦を求めておらず、米国との交渉も要請していない」と強調した。

米地上軍がイラン領土に侵攻する可能性について恐れていないのかとの質問には「恐れていない。我々は彼らを待っている」と答え、「我々は米国に対抗できると確信している。そうなれば米国にとって大きな災厄となるだろう」と述べた。

また、米国とイスラエルの空爆で死亡したハメネイ師の後継者選出については「多くの噂があるが、最終的に誰が選ばれるのかは誰にも分からない」と語った。

さらに、ドナルド・トランプ米大統領が同日、米政治専門メディアのアクシオスとのインタビューでイランの最高指導者選出に自身が関与すべきだと発言したことについては「それはイラン国民の問題であり、誰も干渉することはできない」と述べた。

織田昌大
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