メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「どうやって戦争を終わらせる?」…追い詰められたトランプが描く“イラン戦争撤退”3つのシナリオ

梶原圭介 アクセス  

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT

イスラエルとともに対イラン軍事作戦を進めている米国のドナルド・トランプ大統領が、国内外で四面楚歌の状況に陥っている。

トランプ大統領は先月28日の開戦翌日、イランへの攻撃期間はおよそ4週間になるとの見通しを示した。しかしホワイトハウスは6日、この軍事作戦が4~6週間続く可能性があると説明を改めた。

当初は3~4週間以内に終結するとみられていた戦争が、むしろ拡大する様相を見せる中、トランプ大統領は地上軍の投入も辞さない考えを示した。

国内外で窮地に立つトランプ大統領

これに先立ち、米国はイランの最高指導者ハメネイ師の排除に成功した際、短期間でイラン政権が崩壊し、親米政権が樹立されることを期待していたとみられている。しかしイランは迅速に体制を立て直し、強く反撃した。

結局、トランプ大統領は長期戦も辞さない姿勢を示したが、こうした方針は結果として彼を国内外でさらに窮地に追い込むことになった。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

11月の中間選挙を前に、トランプ大統領の中東での戦争は米国の有権者の反発を招いている。すでに戦争前から物価高に苦しんでいた米国民は、イランによるホルムズ海峡封鎖によって国際原油価格の急騰という直撃を受けたためだ。

トランプ大統領の核心支持層であるMAGAも分裂の兆しを見せている。今回の戦争が「米国第一主義」に反するうえ、トランプ大統領やホワイトハウスがMAGA支持層を説得できる明確な名分を示せていないためだ。

同盟国からも不満の声が上がっている。米国が急速に武器を消耗する中、ウクライナ支援によってすでに武器在庫が減少しているヨーロッパの同盟国は、購入契約を結んだ兵器を予定どおり受け取れないのではないかと懸念している。

イランが反米強硬派とされるハメネイ師の次男モジタバ師を新たな最高指導者に据えるなど正面突破の姿勢を示す中、トランプ大統領はむしろ出口戦略を模索せざるを得ない状況に追い込まれている。

トランプ大統領「3つの出口戦略」、1つ目は「条件付き承認」を通じた撤退だ

イランがモジタバ師を新たな最高指導者に選出したと明らかにした際、トランプ大統領は「米国の承認がなければ新たな指導者は長く持たない」と述べた。これは「米国の承認」があれば新指導部を認める可能性を示唆する発言とも解釈できる。モジタバ体制が米国の要求に応じる姿勢を見せれば、米国はすぐに勝利を宣言し、中東戦争から手を引こうとする可能性がある。

2つ目は、イスラエルに戦争を「代理」させる方法だ。

今回の戦争で最大の受益者とされるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に、イランの核施設の制圧や政権転覆を目的とした地上戦を任せ、米国は現在のように空中支援のみにとどめる形だ。こうした方式であれば、すでに7人に増えた米軍戦死者の数をこれ以上増やさない効果も期待できる。
最後の出口戦略は、トランプ大統領が具体的な名分や根拠を示さないまま、イランが反撃能力を失ったと宣言して戦争を終結させる方法だ。

この戦略は、米国が検討している地上戦だけでなく、現在進行中の空中戦に投入されている戦費の支出を止めることで、強い不満を抱く国内有権者をなだめる手段にもなり得る。

戦略国際問題研究所(CSIS)は、開戦から100時間の間に米国が支出した戦費は約37億1000万ドル(約5,873億9,300万円)に達すると推計している。

引用:米中央軍X

米国は今回の軍事作戦の直前、数か月にわたり中東沖に米軍戦力を大規模に展開し、約6億3000万ドル(約997億3,500万円)を支出したとされる。これらをすべて合計すると、開戦から100時間までに米国が費やした戦費は少なくとも434億ドル(約6兆8,700億円)に達することとなる。

トランプ大統領が恣意的に戦争終結を宣言すれば、米国だけでなく、米軍基地が存在することを理由にイランの空爆を受けている中東諸国の被害も一気に止められる可能性がある。しかしその一方で、それは「誰も認めない」米国の勝利とみなされる可能性もある。
最悪のシナリオは、対立の泥沼に陥ったトランプ大統領が非常事態を宣言し、11月の中間選挙を延期することだ。

米国の著名な歴史学者ロバート・ダーントン氏は8日、アルゼンチンの日刊紙ラ・ナシオンに対し、「最も懸念されるシナリオは国家非常事態を宣言し、11月の中間選挙を延期、あるいは中止することだ」と述べた。さらに「すでに軍部隊が国内のいくつかの都市の街頭に配備されている。こうした措置は、権力を維持するためにどこまで踏み込む可能性があるのかを示すシグナルだ」と指摘した。
彼はまた、米国人の60~70%が最近の戦争や政府の政策に批判的な立場を示しているという世論調査の結果に言及し、「現在の米国は戦争状況と政治的分断の中で非常に不安定な状態にある。米国社会の内部でも強い反対の声が存在する」と指摘した。

一方、トランプ大統領はイスラエルのメディア、タイムズ・オブ・イスラエルに対し、「中東戦争の終結時期はネタニヤフ首相と共同で決定する」としつつ、「適切な時点で私が決断するが、すべての要素が考慮されるだろう」と述べた。

これについて同メディアは、トランプ大統領の発言について「イラン戦争の終結時期の決定にネタニヤフ首相が発言権を持つものの、最終的な決定権はトランプ大統領が握るという意味だ」と解釈した。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    “世紀のウェディング” デュア・リパが俳優カラム・ターナーと結婚、ロンドンの由緒あるホールで挙式

    エンタメ 

  • 2
    「命がけで産む意味がわかった」23歳年下妻と結婚した55歳タレント、帝王切開の痛みが残る中で第二子を検討中

    エンタメ 

  • 3
    「自殺目的」は作り話だったのか…女子高生殺害の23歳男、検察が見抜いた“本当の狙い”

    トレンド 

  • 4
    妻と娘が中にいる家を掘削機で破壊…酔った男の「離婚なら家ごと壊す」実行犯

    トレンド 

  • 5
    深夜2時にマンホールから7人が出てきて素早く着替え…ブルックリンの謎の集団は何者か?

    トレンド 

話題

  • 1
    「記録的な現象になる可能性がある」国連が警告する数週間以内の"スーパーエルニーニョ"

    トレンド 

  • 2
    グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?

    トレンド 

  • 3
    「両腕を広げて抱きついてくる」…トルコの“ハグ猫”が話題に

    トレンド 

  • 4
    氷点下30度でも「都会よりマシ」なのか…羊飼い求人に“700人”が殺到したワケ

    トレンド 

  • 5
    「安全基準を満たした証拠がない」テスラが出荷したモデルY、1万4000台の正体

    モビリティー