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「戦争終結近い」VS「あと1年必要」米国とイスラエル、対イラン戦略で“微妙な溝”

竹内智子 アクセス  

戦争目標めぐり微妙な温度差 
ネタニヤフ首相も「攻撃継続」の姿勢

引用:Newsis
引用:Newsis

米国のドナルド・トランプ大統領は「イランとの戦争はまもなく終わる」との認識を示したが、イスラエルは10日(現地時間)も対イラン攻勢を続けている。イスラエルは同日午後、イランの首都テヘランなどに対し高強度の空爆を実施したと、アルジャジーラなどが報じた。

こうした動きをめぐり、両国が今回の戦争目標をめぐって微妙な温度差を見せているとの見方が出ている。イスラエルは宿敵であるイランの軍事・経済基盤を徹底的に破壊し、中東での覇権を確立する構想を描いている。

一方、トランプ大統領はイランに親米政権を誕生させ、経済的繁栄をもたらすという「イランを再び偉大に(MIGA・Make Iran Great Again)」という構想をこれまで繰り返し語ってきた。最近では米国が、イスラエルによるテヘランの石油施設への大規模空爆に強い遺憾の意を示したこともあった。

イスラエル政府の高官や治安当局者らは、イラン政権の最終的な崩壊まで最大1年かかる可能性があるとみている。そのため政権崩壊までイランへの攻撃を継続する方針だと、イスラエルの現地メディアは10日、伝えた。

イスラエル公共放送カン(Kan)によると、イスラエル閣僚らは最近の安全保障ブリーフィングを受け、「現在進行中の米国とイスラエルの合同軍事作戦は早期に終了する可能性があるが、政権の完全崩壊にはさらに時間が必要だ」との見解を示した。ブリーフィングに出席した閣僚らは「軍事作戦終了後、政権交代を完成させるのはイラン国民の役割になる」と述べた。

イスラエルの治安当局者も「攻撃継続の期間については依然として不透明な状況だ」とし、「ドナルド・トランプ米大統領の真意を把握することが非常に難しいためだ」と説明した。イスラエル当局は現在のイラン国内情勢について、「国民が街頭に出て蜂起を起こすほど状況はまだ成熟していない」と評価している。

このため米国とイスラエルによる空爆は来週も続くとの見方が出ている。イスラエルのチャンネル13も当局者の話として、「イラン政権が必ず崩壊するという保証はなく、トランプ大統領から戦闘終了時期に関する明確なシグナルも受け取っていない」と報じた。

現在のイスラエルの戦略は、イラン国民が統治者を追放できる状況になるまで軍事的圧力を継続することにある。あるイスラエル当局者はチャンネル13のインタビューで「我々の役割は、イラン国民が立ち上がるまで抑圧者を打撃し続けることだ」と語った。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相も、イラン政権の崩壊は最終的にイラン国民の意思にかかっているとして行動を呼びかけたと、タイムズ・オブ・イスラエルなどが報じた。

ネタニヤフ首相は前夜、国家保健非常対応センターを訪問した際、米国と共同で進めている対イラン軍事作戦の目的はイラン政権による実存的脅威の排除だと説明した。その上で「我々の共同行動は、勇敢なイラン国民が自らの運命を決定できる条件を整えるものだ」と述べた。

ネタニヤフ首相はさらに「我々が彼ら(イラン政権)に深刻な打撃を与えている。攻撃の手を緩めるつもりもない」と述べ、攻撃を続ける構えを示した。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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