
イスラエルは、イランとの戦闘を少なくともさらに3週間続ける方針を明らかにした。一方で、迎撃ミサイルの在庫不足が深刻だとの報道も出ており、米国のドナルド・トランプ大統領の側近からも、戦争終結を求める声が強まっている。
ロイター通信によると、イスラエルは16日(現地時間)、最低でも今後3週間は戦闘を継続する計画を示した。イスラエル軍のナダブ・ショシャニ報道官(中佐)は、向こう3週間の対イラン戦闘に向けた詳細な作戦計画を準備しており、その先を見据えた追加計画もあると説明した。
イスラエル軍は、イランの弾道ミサイル関連インフラや核施設、治安体制を打撃し、脅威となる能力を弱めることを目標に掲げている。ショシャニ中佐は、イラン政権を可能な限り弱体化させ、あらゆる能力と治安機関を無力化する考えを強調した。
現在の作戦には、11万人を超える予備役が投入されているという。イスラエル側は、イラン国内にはなお数千か所の攻撃目標が残っているとの認識も示している。
その一方、米メディアは、イスラエルがイランのミサイル迎撃に使う迎撃ミサイルの在庫不足に直面していると報じた。トランプ大統領の最側近とされるホワイトハウスのデビッド・サックス特別顧問(AI・暗号資産担当)は、在庫が尽きて安全保障上の危機が高まれば、イスラエルが核兵器の使用を検討する可能性もあるとして、破局を招きかねないと警告した。
サックス特別顧問は、イスラエルが核兵器の使用を視野に入れながら戦線を拡大する事態を懸念すべきだと指摘したうえで、このままでは中東が人の住めない土地になりかねないと訴えた。さらに、手遅れになる前にトランプ大統領が終戦を宣言し、戦争から離脱すべきだと主張している。
一方、イラン革命防衛隊は、テルアビブの空中給油支援施設を含む複数地域への攻撃を続けている。イランはこの日、米空母ジェラルド・R・フォードが紅海に展開しているとしたうえで、この空母を支える紅海周辺のすべての物流・サービス拠点を攻撃対象にすると威嚇した。
さらに、アブダビのアル・ダフラ米空軍基地、バーレーンの米海軍基地、シェイク・イーサ空軍基地も標的に含めた。アラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラ港にある石油輸出施設についても、2日ぶりに再び攻撃を加えた。
















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