米軍の地中貫通弾が投下されたイスファハン、イラン高濃縮ウランの大半保管か

イランの高濃縮ウランの大半が保管されているとみられる中部イスファハンで31日朝(現地時間)、米軍によるものとみられる攻撃があり、巨大な火柱が空へ立ち上った。これに対しイランも、ペルシャ湾で原油を満載したクウェートのタンカーを攻撃した。
一連の応酬は、原油価格の急騰を通じて世界市場を揺さぶってきた今回の戦闘の激しさを物語っている。
イスファハンは、昨年6月に米軍が攻撃した3か所のうちの1か所で、イランの高濃縮ウランの大半が保管されている可能性が高い。米軍はこの日、同地に2,000ポンド(約900キログラム)の地中貫通弾(バンカーバスター)を投下したと伝えられた。
国際指標となる北海ブレント原油の現物価格は、2月28日の戦闘開始後に45%超上昇し、1バレル107ドル(約1万7,000円)を記録した。
米国のドナルド・トランプ大統領がこの日共有した動画には、イスファハンに対する大規模攻撃とみられる場面が収められている。米航空宇宙局(NASA)の火災追跡衛星も、爆発が軍事基地の存在が指摘されるソフェ山付近で発生した可能性を示した。ただ、イランは現時点で攻撃の事実を公的に認めていない。
エアバス・ディフェンス・アンド・スペースのプレアデス・ネオ衛星画像には、米国がイスファハン核技術センターを爆撃する約2週間前、青いコンテナ18個を積んだトラックが同センターのトンネルへ入る様子が捉えられている。
アナリストらは、このトラックがイランの備蓄ウランの大半、もしくは全量を運び込んだ可能性があると分析した。そのウランは純度60%まで濃縮されていたとみられ、兵器級とされる90%には届かないものの、その水準に一歩迫る段階と受け止められている。
一方、トランプ大統領は前日、交渉が「近く」妥結せず、ホルムズ海峡の通航も直ちに再開されなければ、米国は攻撃対象を拡大し、発電所や油井、カーグ島、さらには海水淡水化施設まで「完全に破壊する」と威嚇していた。
















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