「世界初」ウクライナ軍、500キロ先からロシア軍ドローン2機を撃墜…ロシア軍、市場攻撃で26人死傷

ウクライナのドローン部隊に所属する操縦士が500キロ先からロシア軍のシャヘド型ドローン2機の迎撃に成功した。
ユナイテッド24などウクライナメディアは4日(現地時間)、「ウクライナのブラワ・ドローン部隊に所属する操縦士が史上初めて迎撃ドローンを使って極めて遠距離の目標を撃墜することに成功した」と報じた。
報道によると、この操縦士はスティング迎撃ドローンを使い、複雑な環境の中で2つの空中目標を無力化したという。
スティングはウクライナのボランティア団体が開発した弾丸型の特殊迎撃ドローンだ。シャヘド型の自爆ドローンを追い抜いて衝突し、撃墜するよう設計されており、最高時速340キロ、最大高度3キロで飛行可能とのことだ。
ウクライナ軍は今回の任務が優れた操縦技術に加え、最先端のデジタル制御システム「ホーネットビジョンコントロール」によって実現したと説明した。
このシステムは従来の信号制約を超える長距離でも高画質の映像伝送と精密な飛行制御を可能にする。そのため操縦士らは前線から数百キロ離れた場所でも安全を確保したまま作戦を遂行できるという。
500キロ先からドローン2機撃墜「世界初」と主張
ブラワ部隊はテレグラムを通じて「発射地点からこれほど遠い距離で、しかも1機ではなく2機を撃墜したのは世界初だ」と主張した。
部隊が公開した映像では、ホーネットビジョンコントロールシステムを使って迎撃ドローンを飛ばし、その迎撃ドローンがロシア軍のドローンに衝突して撃墜する様子が確認できる。

ウクライナメディアは「ブラワ部隊による500キロ先でのドローン迎撃は2026年初め以降、ウクライナの防空効率が大きく改善したことを示す事例だ」と伝えた。
報道によると、今年3月だけでウクライナ軍は2,300以上の空中目標を撃墜しており、これは2月に比べて55%増加した数字だ。低コストの迎撃ドローンとAIに基づく誘導システムの急速な普及が主な要因とされている。
ユナイテッド24は「こうしたプラットフォームは機動火力チームやヘリコプターを含む多層防衛戦略の中核を担っている」とし「先月はヘリコプターだけでドローン379機を無力化することに成功した」と伝えた。
さらに「自動化された高精度の迎撃システムは前線を安定させるだけでなく、ウクライナ戦争で実戦検証されたドローン防衛システムの導入を目指す中東の協力国からも大きな関心を集めている」と付け加えた。
ロシア、ウクライナの市場攻撃で26人死傷
ロシアは最近、イラン戦争で米国と国際社会の関心が中東に集中している隙をついて攻勢を続けている。
4日午前、ロシアはウクライナ南部のドニプロ川沿いにあるニコポリの市場をドローンで攻撃した。この攻撃で5人が死亡し、14歳の少女を含む21人が負傷したと伝えられている。

ニコポリはロシアが占領した地域とドニプロ川を挟んで向かい合っており、頻繁に空襲の標的となってきた。特に今回は土曜日の午前で人出の多い市場の中心部が攻撃されたため、人的被害が大きかった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は最近、イラン戦争によって米国の優先順位が変わりつつあることに懸念を示した。
ゼレンスキー大統領はこの日、トルコ・イスタンブールで行ったAP通信の独占インタビューで「我々は現在米国の優先事項ではないことを認識している」とし「イラン戦争が長期化すればウクライナへの支援がさらに減るのではないかと懸念している」と述べた。
一方、米国が仲介したロシアとウクライナの協議は今年2月、突破口を見いだせないまま終了した。
ゼレンスキー大統領は「欧州のパートナーがパトリオット購入を支援してくれることを期待していた」としつつ「イラン戦争が世界経済に衝撃を与え、既に限られていた資源をさらに圧迫し、備蓄物資が他の地域に振り向けられている」と懸念を示した。
















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