
米国のドナルド・トランプ大統領がイランとの交渉が決裂した場合、今後2~3週間で極めて強力な打撃を加え、事実上の石器時代にまで逆戻りさせると威嚇する中、別の空母打撃群が中東へと向かった。1日(現地時間)AP通信などの海外メディアは、米海軍のニミッツ級空母ジョージ・H.W.ブッシュと3隻の駆逐艦が中東に出港したと報じた。
6,000人以上の海軍を乗せた空母ブッシュの具体的な任務は明らかでないが、中東地域に3隻目の空母打撃群を投入するのは極めて異例だ。現在この地域では空母エイブラハム・リンカーンがアラビア海で作戦中で、紅海にいた空母ジェラルド・R・フォードは艦内での火災発生後、現在はクロアチアの港で修理中だ。このため、空母ブッシュの中東派遣はフォードの空白を埋めると同時に、イランへの軍事的圧力を緩めないという意志の表れとみられている。これは連日のようにイランに対する強硬な発言を続けているトランプ大統領の意向とも一致している。
特に1日にホワイトハウスで行われた国民向けの演説でトランプ大統領は、終戦宣言を出すとの予測を覆し、交渉が決裂した場合にはイランに対して強力な打撃を加えると予告した。「発電所などの重要インフラを含むすべての重要拠点を攻撃する。必要であればイランを石器時代に戻す」と再び威嚇した。さらに「イランの政権交代は米国の目標ではなかったが、事実上の政権交代が行われた」とし、「核心的な戦略目標はほぼ完了段階にあり、我々はゴールに非常に近づいている」と今回の軍事作戦の成果を誇示した。

一国の空軍に匹敵する圧倒的戦力を持つ空母ブッシュは、約80~90機の艦載機を運用可能である。F/A-18E/Fスーパーホーネットを主力戦闘機とし、敵のレーダーを攪乱するEA-18Gグラウラーや早期警戒機、輸送機を搭載。空母リンカーンと共に作戦を展開することで、イランへの軍事的圧力を最大化させるものと予想される。
















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