
今年3月の1か月間で、ロシア軍の死傷者数が3万5,000人を超えたとする主張が出ている。これが事実であれば、開戦以降で最大規模の月間死傷者数となる。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は今月3日(現地時間)、「3月の1か月間で、ドローン攻撃だけでロシア軍3万3,988人が死亡または重傷を負い、さらに砲撃やその他の攻撃で1,363人が殺害された」と明らかにした。
さらに、ウクライナ保安庁や国境警備隊の特殊部隊などに言及し、「ドローン運用において最も効果的な部隊だ」と評価した上で、「正確な作戦を遂行したすべての将兵に感謝する」と述べた。

ゼレンスキー大統領によると、ウクライナ軍はこの1か月でロシア軍の防空システム274基を破壊することに成功した。また、わずか4日間で6,000人以上のロシア軍に死傷者を出したという。
ウクライナ軍はこれに先立ち、3月17日から20日までの戦闘でもロシア軍6,000人以上が死亡または負傷したと発表している。
一方、ウクライナ側は「ロシアが今年末までに40万9,000人の兵力を追加動員する計画を発表するなど、軍事力の増強を継続している」と指摘し、「これはロシアが意図を放棄せず、ウクライナへの追加攻撃を準備していることを意味する」との見方を示した。
ロシア、ウクライナ市場攻撃で26人が死傷
ロシアは最近、イラン戦争によって米国および国際社会の関心が中東に集中している隙を突き、攻勢を続けている。
4日午前、ロシアはウクライナ南部ドニプロ川近くのニコポリ村にある市場をドローンで攻撃した。この攻撃で5人が死亡し、14歳の少女を含む21人が負傷したと伝えられている。

ニコポリはロシア占領地域とドニプロ川を挟んで対峙しており、これまでも頻繁に空爆の標的となってきた。特に週末の朝で人出が多い市場の中心部が攻撃されたことで、被害が拡大した。
ゼレンスキー大統領はまた、イラン情勢の影響で米国の優先順位が変化していることに懸念を示した。トルコ・イスタンブールで行われたAP通信のインタビューで、「現在、我々が米国の最優先ではないことは理解している」とした上で、「イラン情勢が長期化すれば、ウクライナへの支援がさらに減少するのではないかと懸念している」と述べた。
一方、米国が仲介したロシアとウクライナ間の会談は、2月に突破口を見出せずに終わった。
ゼレンスキー大統領は「欧州のパートナーたちがパトリオット購入に助力してくれることを期待していたが、イラン戦争が世界経済に衝撃を与え、既に限られた資源をさらに圧迫し、備蓄物資を他の場所に回すことになっている」と懸念を示した。













コメント0