
米民主党のジョン・ラーソン下院議員はドナルド・トランプ米大統領がイランとの戦争を主導し、過激な言動で国家安全保障を脅かしているとして弾劾訴追案を正式に提出した。
7日(現地時間)米政治専門メディアのザ・ヒルによると、ラーソン議員はトランプ大統領が最近SNSでホルムズ海峡が開放されなければ「文明全体を消し去る」と言及したことなどを弾劾の核心理由として挙げたという。今回の弾劾訴追案の提出はトランプ大統領がパキスタンの仲介で対イラン空爆を2週間停止することで合意したタイミングで行われた。
当選14回のベテラン議員であるラーソン議員は声明で「トランプ大統領はすでに解任に値する段階をはるかに超えている」とし「彼の違法な対イラン戦争は米国の家計負担を押し上げ、米国民の命を奪っている」と主張した。
ラーソン議員は特に、トランプ大統領の精神面の不安定さを問題視した。「文明が死ぬことになる」「地獄で生きることになる」といったトランプ大統領の発言について、戦争犯罪を予告する危険極まりない発言だと批判した。
民主党内でも退陣を求める動きが強まっている。ナンシー・ペロシ前下院議長を含む民主党議員70人は、トランプ大統領が正常な職務遂行が困難な状態にあるとして、閣僚に対し米憲法修正25条を発動して副大統領に権限を移すよう求めた。
一方、ホワイトハウスと閣僚らは今回の軍事行動について、イランの核兵器保有を阻止するための正当な防衛措置だとの立場を維持している。
共和党側も直ちに反発した。共和党のマイク・ローラー下院議員はCNNのインタビューで「トランプ大統領はイランのエネルギーインフラに対する断固とした措置に言及しただけで、一般市民の虐殺を意味したものではない」と述べ、民主党の弾劾攻勢を一蹴した。
しかし、今回の事態はトランプ大統領の従来の支持層にも亀裂を生んでいる。これまでトランプ大統領を積極的に擁護してきた保守系論客のアレックス・ジョーンズ、メーガン・ケリー、タッカー・カールソンらは、トランプ大統領がイランの民間インフラ破壊を威嚇したのは明らかに一線を越えていると批判した。
ラーソン議員は「共和党が憲法上の責任から目を背けたとしても、閣僚や側近は愛国心を持って行動すべきだ」と述べ、トランプ大統領の即時退陣を迫った。
















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