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米国はイランへ…ウクライナは後回し?停戦どころか“放置される戦場”の現実

竹内智子 アクセス  

昨年も復活祭32時間停戦は形骸化
米・イラン戦争でロシア・ウクライナ和平協議は事実上停止

引用:depositphotos
引用:depositphotos

ロシアとウクライナが11日から12日(現地時間)にかけて、32時間の復活祭停戦に入る見通しだ。

11日付のロイターなどによると、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はロシア正教の復活祭に合わせ、ウクライナ戦争の停戦を宣言した。クレムリンは11日午後4時から12日深夜まで停戦を実施すると発表した。

クレムリンはアンドレイ・ベロウソフ国防相とワレリー・ゲラシモフ参謀総長に対し、停戦期間中は全戦線で戦闘行為を停止するとともに、敵の挑発に備えるよう指示した。

一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も「ウクライナは相互的な措置を取る準備ができている」と述べ、「復活祭停戦を提案しており、それに従って行動する」と応じた。

ゼレンスキー大統領はこれまでも復活祭停戦を繰り返し提案してきた。6日には「ロシアに復活祭停戦を提案したが、彼らにとってはすべての時間が同じで、神聖なものは何もない」と批判していた。

ロシアとウクライナは昨年も復活祭停戦に合意したが、実効性は乏しかった。ウクライナ側は停戦予定の30時間の間にロシアが約3000回攻撃したと主張し、ロシア側もウクライナ軍が約5000回停戦違反を行ったと非難している。

今年初めにもロシアはエネルギー停戦を宣言し、ウクライナの発電所への攻撃を停止したと主張したが、ほどなく攻撃を再開した。ミサイル攻撃に向けた時間稼ぎだったとの見方が出ている。

今回の復活祭停戦も終戦に向けた段階ではなく、戦闘継続のための一時的な休止に過ぎないとの見方が強い。今年の停戦が履行されたとしても、戦闘停止につながる可能性は低いとみられている。

米国がイラン戦争に注力する中、ウクライナの終戦交渉は事実上停滞している。

ゼレンスキー大統領は最近、「米国とイランの停戦合意がウクライナ和平交渉再開の契機になる可能性がある」と述べた。

一方で、11月の中間選挙を控えトランプ政権が国内政治を優先することで、ウクライナ戦争への関心が薄れる可能性も認めた。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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