中国ミサイル駆逐艦、日本南西諸島通過し西太平洋で訓練…日中間の緊張高まる

中国海軍が日本の南西諸島周辺海域を通過し、西太平洋で訓練を実施したと日本経済新聞や東網、中央通信が20日に報じた。
日本海上自衛隊のミサイル護衛艦が異例となる台湾海峡の通過を行った後、日中間の緊張が高まる中で確認された動きとなる。
中国軍東部戦区の報道官を務める徐承華陸軍大校は前日、ミサイル駆逐艦の編隊が鹿児島県付近の横当水道を通過し、西太平洋に進出して訓練を行ったと発表した。
編隊には、艦番号133の駆逐艦「包頭」が含まれていた。包頭艦は052D型駆逐艦の改良型とされている。
徐報道官は今回の訓練では遠洋作戦能力を点検したとし「年間計画に基づく定例訓練であり、国際法に合致しており、特定の国家や目標を対象としたものではない」と主張した。
横当水道は奄美大島と横当島の間に位置し、西太平洋と日本南西諸島を結ぶ海域で、幅は約80キロに達する。
また東部戦区は18日、東シナ海の海空域で海軍と空軍部隊を動員した戦備巡察を実施した。徐報道官は「安全保障情勢の必要性に応じて常時軍事行動を展開し、国家主権と安全、地域の平和と安定を守る」と強調した。
中国軍は17日、海上自衛隊のミサイル護衛艦いかづちが台湾海峡を通過した際、海空戦力を投入して追跡・監視を行った。これを受け、中国外務省は日本側に対し強く抗議したとしている。
当時、中国の国営メディアは海上自衛隊の艦艇による台湾海峡通過について「挑発行為」と規定し、強く反発していた。
さらに中国側は、日本が「一つの中国」原則と日中間の四つの政治文書を順守すべきだとし、誤った行動を停止するよう求めている。













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