
キューバがロシアのウクライナ戦争に最大5,000人の戦闘員を派遣したとの報道が出た。
米ニュースサイトのアクシオスは14日、米国務省の公式文書を引用し、キューバがロシアに政治・外交支援とともに、最大5,000人の戦闘員派遣を議会に通告したと伝えた。
議会が8日に提出した5ページの非公開報告書には、「公開記録上、キューバが戦闘員を公式に派遣したことは証明できない」としながらも、「政権が意図的にこうした流入を黙認、あるいは助長・容認したことを示す重大な状況証拠がある」と指摘されている。
国務省の報道官はアクシオスとのインタビューで「キューバ政権はウクライナ戦争で自国民が人質に利用されるのを防げなかった」と述べた。
アクシオスによると、今回の報告書がアメリカがキューバの指導部交代の圧力をかけるために攻勢を強化し、事実上の石油輸送遮断が行われている最中に提出されたという。
ドナルド・トランプ米大統領もイラン戦争が終結したら次の標的はキューバだと公言している状況で、この報告書がキューバへの圧迫の証拠となるか注目が集まっている。
報告書には、「キューバ人は、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦を支援する外国人戦闘員の中で、最大規模の勢力の一つであることが判明した」と記載されている。
これまでロシアに大規模な戦闘部隊を派遣した国は北朝鮮のみで、2024年10月以降、約1万2,000人が派遣された。
報告書は「派遣規模の推定は、ほとんどの公開情報によれば1,000人から5,000人のキューバ市民がウクライナで戦闘に参加していると推定される」と述べた。
共和党のテッド・クルーズ上院議員(テキサス州)はアクシオスとのインタビューで「キューバ政権は世界各地でアメリカの利益を損なっている」と指摘し、「トランプ大統領が彼らを交代させるなら、それが近いうちに起こると信じており、その日がアメリカと同盟国にとって極めて喜ばしい日になるだろう」と答えた。
ウクライナにおけるキューバ人戦闘員の参戦は、2023年9月に露独立系メディアのモスクワ・タイムズが、ロシア側が前線投入を目的にキューバ人を積極的に募っていると報じたことで初めて明るみに出た。
当時キューバ政府は、人身売買は自国の法律に明確に禁止されているとして実態調査に乗り出し、40人の被告が関与した9件の刑事事件を起訴したと発表した。
2025年10月、国務省はキューバ人戦闘員の存在を理由に、同国への禁輸措置解除を求める国連決議案に対し、反対世論を形成するよう外交的な働きかけを強めたこともあった。
トランプ政権はキューバのミゲル・ディアス=カネル大統領の失脚を画策してきたと、米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。
ディアス=カネル大統領は12日、米NBC報道番組のミート・ザ・プレスで、アメリカの侵攻に対抗して戦い、革命のために命を捧げる覚悟ができていると述べた。
アメリカのテレビ番組に初出演した同大統領は、「もしそのような事態で戦いが起こり、闘争があるなら、我々は自分で守る。死ななければならないなら死ぬ」とインタビューに応じた。
また、「なぜなら我々の国歌のように『祖国のために死ぬことが生きること』だからだ」と決意を示した。
















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