米保守派論客カールソン氏、「トランプ支持で良心の呵責」

イラン戦争を機に、米国のドナルド・トランプ大統領と決別した米保守系メディアの大物、タッカー・カールソン氏が、トランプ大統領の再選を後押ししたことについて「長く苦しむことになる」と語ったと、ニューヨーク・タイムズが4月21日(現地時間)に報じた。
カールソン氏は4月20日に公開された自身のポッドキャストで、自らの行動が「今のイラン戦争という事態を招いた一因だ」と語った。
カールソン氏はさらに、「考えが変わったとか、『これは間違っていたので自分は手を引く』と言うだけでは不十分だ」と付け加えた。
カールソン氏は続けて、「今は良心の呵責を感じるべき時だ。長く苦しむことになるだろう。私は確かにそうだ。人々を惑わせたことを謝りたい」と語った。
フォックス・ニュースの元アンカーで、米国の対外軍事介入に反対する代表的な論客として知られるカールソン氏は、多くの米国民が反対するイラン戦争を巡って、トランプ大統領や側近らと対立してきた。
特に、トランプ大統領が先月5日の復活祭に、イランがホルムズ海峡を開かなければ「地獄で生きることになる」と脅したことに強く反発し、その行動を「邪悪だ」と批判した上で、ホワイトハウス当局者らにトランプ大統領に立ち向かうよう促していた。
トランプ大統領は今月上旬、「トゥルースソーシャル」に長文を投稿し、イラン戦争を批判する保守派を「ばか者」と攻撃した上で、カールソン氏について「優秀な精神科医に診てもらうべきだ」と書いた。
トランプ大統領は先月18日にも、「タッカーはIQが低い。私の敵にはなれない。過大評価されている」と投稿した。
トランプ大統領の強力な支持者である極右活動家ローラ・ルーマー氏は4月20日、ソーシャルメディアに、カールソン氏が「この国を民主党に引き渡そうとしている」と書き込んだ。
保守派の論客であるカールソン氏は、かつてフォックス・ニュースのゴールデンタイムで最も人気のある司会者だった。
2020年にフォックス・ニュースを去ったカールソン氏は、2024年ごろに人気ポッドキャスターとして再浮上し、トランプ大統領との関係を改善した。また、J・D・バンス氏を副大統領候補に選ぶようトランプ大統領を後押ししたこともあった。
カールソン氏は2024年7月の共和党全国大会でトランプ大統領を紹介し、「私の人生で出会った中で最も面白い人物だ」「素晴らしい人物だ。彼のことはよく知っている」と強調していた。
















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