
イラン国防省のレザ・タライニク次官は、ホルムズ海峡の封鎖解除を巡るイランの新たな提案を米国が検討していることに関連し、米国はもはや他国に何をすべきか命令できる立場にはないと述べた。ニュー・インディアン・エクスプレスが28日に報じた。
イランは米国とイスラエルとの戦争初期から戦略的水路を実質的に封鎖し、世界のエネルギー市場に衝撃を与えた。ホルムズ海峡はその後、紛争終結に向けた交渉の核心議題となっている。
イラン国営テレビによると、タライニク次官は、米国は違法かつ不合理な要求を放棄しなければならないという現実を受け入れるべきだと強調した。
休戦によってイランと米国、イスラエルの戦闘はいったん止まったが、紛争の恒久的な終結を巡る協議はなお結論に至っていない。米国が検討しているイラン案には、戦争終結に向けた交渉が続く間、世界の石油・ガス輸送の要衝であるホルムズ海峡を再開放する内容が含まれているとみられる。
タライニク次官は、上海協力機構(SCO)国防相会議を前に、イランは独立国、とりわけSCO加盟国と防衛・軍事能力を共有する用意があるとも述べた。
さらに、米国を打ち破った経験をSCO加盟国と共有する準備があるとしたうえで、イラン軍はいかなる敵対行為にも対応でき、加盟国と国防能力を分かち合う意思があると語った。
一方、米国のトランプ政権が、対イラン封鎖の解除と引き換えに戦争を終結させ、ホルムズ海峡を再開するというイラン側の提案を受け入れる可能性は低いとみられている。
この提案には、イランの核開発計画を巡る協議を先送りする内容も含まれている。これに対し、米国のマルコ・ルビオ国務長官は27日のフォックス・ニュースのインタビューで、そうした枠組みを受け入れない考えをにじませた。
ルビオ長官は、パキスタンが米国側に伝えた提案について、いかなる交渉や合意であっても、イランが将来的に核兵器の保有へ突き進む事態を確実に防ぐ内容でなければならないと述べている。
この提案は、イランのアッバス・アラグチ外相が27日にロシアを訪問したのと同じ日に浮上した。
















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