ロシア「イランのホルムズ海峡統制は正当」…中東緊迫の中、外交解決を強く要求

ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は27日(現地時間)、中東で大規模戦争の再開をあおる好戦的な言辞や計画をやめるよう求めるとともに、イラン情勢の外交的解決を訴えた。イランによるホルムズ海峡の通航統制については、自国の安全保障を守る正当な権利だとして擁護した。
タス通信によると、ネベンジャ大使はこの日、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連安全保障理事会(安保理)会合で、「ロシアは敵対行為の停止と、政治・外交プロセスへの回帰を断固として支持する」と述べた。
また、「地域内すべての国の安全保障上の利益を考慮し、既存の対立を解決しなければならない」としたうえで、「そのためのパキスタン側の仲介努力を支持する」と語った。
ネベンジャ大使は、「当事者が停戦を順守し、外交に機会を与えて最終合意に到達することを望む」とし、「好戦的な言辞や、地域で大規模戦争を再開しようとする強硬な計画は放棄すべきだ」と求めた。
さらに、「そのようなシナリオは民間人の苦痛と犠牲を増やすだけであり、イスラエルを含む地域すべての国の安定と安全を損なうだけでなく、ホルムズ海峡封鎖の解消にも全く役立たない」と強調した。
そのうえで、「米国とイスラエルがイランを攻撃しておきながら、まるでイランが近隣諸国を攻撃したかのように全責任を押し付けようとする動きがあった」と批判した。
そして、「戦時下で攻撃を受ける沿岸国は、自国の安全保障のため領海内での航行を制限することができる」と述べ、イランの対応を擁護した。
また、「米国とイスラエルがイランを攻撃した2月28日以前までは、湾岸海域における商船通航に重大な問題はなかったことを忘れるべきでない」と指摘した。

引用:Newsis
一方、アンドレイ・ベロウソフ国防相は同日、ビシュケクでタラニク・レザ・イラン国防省報道官と会談した。ベロウソフ国防相は、上海協力機構(SCO)国防相会議出席のためキルギスを訪問していた。
ベロウソフ国防相は会談で、「我々は外交的手段による紛争解決のみを支持する」とし、「イランの主権と領土保全を支持する」と述べた。
さらに、「兄弟国のようなイラン国民と軍が、国家が直面するあらゆる脅威を克服するうえで忍耐と勇気を持つことを願う」と語り、「この状況を解決するため可能な限りのことを行う用意がある」と強調した。
そのうえで、「状況がどう展開しようとも、ロシアとイランはこれまでと同様に互いを支援するだろう」と付け加えた。
これに対しレザ国防省報道官は、会談の機会を得て両国協力の懸案を協議できたことに謝意を示したと、タス通信は伝えた。
また、ウラジーミル・プーチン大統領は同日、モスクワでアッバス・アラグチ外相と会談した。
プーチン大統領は、「ロシアは中東和平が可能な限り早期に達成されるよう、あらゆる努力を尽くす用意があり、イランとの戦略的関係を維持する」と強調した。
















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