トランプ氏、任期を3年残す中「8~9年後に退任する時には…」 再び「3選」に言及

ドナルド・トランプ米大統領が4日(現地時間)、「3選挑戦」を連想させる意味深なジョークを飛ばし、注目を集めた。
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで開かれた中小企業関連のイベントに出席し、中小企業向けに10年間提供される制度上の優遇措置について言及した。
そのうえで、「この制度のおかげで、今から8年後か9年後に退任する時には、私自身もその恩恵を直接受けることになるだろう」と語った。
演説中の冗談めいた発言に、会場からは笑いと拍手が起こった。
しかし、米国憲法では大統領の3選は禁止されている。米大統領は1度しか再選できない。当初は不文律とされていたが、フランクリン・D・ルーズベルト元大統領が4選を果たした後、1951年に施行された合衆国憲法修正第22条で「2回を超えて大統領に選出されてはならない」と明文化され、3選が禁じられた。
現在2期目のトランプ大統領の任期は2029年1月までとなっている。そのため、憲法改正が行われない限り、トランプ氏の3選は不可能だ。
ただ、トランプ大統領はこれまでもたびたび3選に関連する発言をしており、今回の冗談にも本音がにじんでいるのではないかとの見方が出ている。
同氏は前回大統領選前、全米ライフル協会(NRA)の年次総会に出席した際、ルーズベルト元大統領の4選に言及しながら、「我々は3選として扱われるのか、それとも2選として扱われるのか」と発言した。
また、2期目就任後もメディアのインタビューで3選出馬について問われると、「私は働くことが好きだ。冗談ではない。多くの人がそれを望んでいる」としたうえで、「今は現在に集中しているし、3選を考えるにはまだ早すぎる」と語りつつ、「実現する方法はある」とも述べた。
トランプ氏の企業グループ「トランプ・オーガニゼーション」が運営する公式通販サイト「トランプストア」では、「TRUMP 2028」と書かれた帽子やTシャツなども販売されている。

共和党所属のアンディ・オグルズ連邦下院議員(テネシー州)は、トランプ大統領が3選に挑戦できるようにするための憲法改正案を、第2次トランプ政権発足直後に提出した。
また、かつてトランプ氏の側近として知られたスティーブ・バノン氏は、英誌『エコノミスト』とのインタビューで、「トランプは2028年に大統領になる。人々はそれに慣れるべきだ」と述べ、「さまざまな選択肢がある。適切な時期にその計画を明らかにするだろう。しかし計画は存在しており、トランプ大統領は2028年に大統領になる」と強調した。
















コメント0