メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

“中国製ドローン90%依存から脱却へ”…日本、台湾との協力を本格化

有馬侑之介 アクセス  

中国製ドローン依存の見直しへ、台湾と連携加速

引用:ニューシス
引用:ニューシス

台湾との間で、無人機分野の協力拡大が進んでいる。狙いは、中国主導のドローン供給網の影響力を抑えることにある。中国が軍事力を急速に増強し、重要部品や原材料の輸出規制も強めるなか、双方はドローンを戦略分野と位置づけ、民間主導の協力網を広げつつある。

10日付の日経アジアなどによると、日本と台湾はドローン産業の供給網で「脱中国化」を進めるため、連携を本格化させた。

地域の安全保障パートナーシップ強化を進める一方、数十年にわたって維持してきた武器輸出規制も緩和している。台湾も供給網協力の機会拡大を図っている。中国による大規模な軍備拡張と輸出規制の強化は、こうした動きを一段と急がせる要因となっている。

台湾国家科学技術委員会(NSTC)傘下の科学技術・民主主義・社会研究センター(DSET)によると、今年第1四半期の台湾の欧州向けドローン輸出は13万6,010台だった。これは2025年通年の輸出量10万7,433台を、わずか3か月で上回った計算になる。2024年の輸出量が2,500台余りにとどまっていたことを踏まえると、急拡大ぶりは際立っている。

ウクライナ支援の拠点となっているポーランドとチェコが、全体のかなりの数量を受け入れている。台湾製のバッテリーやモーター、フライトコントローラーは、いまやウクライナのドローン生産に欠かせない部品となった。DSETは、台湾製部品がロシアの電波妨害を突破する高性能ドローンで中核的な役割を担っていると分析した。

ドローン協力は、単なる産業連携にとどまらない。中国が民生用・軍用ドローンの供給網で強い影響力を保つなか、双方には重要部品と生産基盤を多様化しなければならないという共通課題がある。国産ドローンの生産拡大を進める一方、台湾はウクライナや東欧で示した部品供給力を土台に、新たな市場の開拓を急いでいる。

とりわけ、中国が最近、三菱重工業や川崎重工業といった主要防衛企業を対象に、民生・軍事両用物資の輸出規制を始めたことで、ドローン産業が抱える弱点も浮き彫りになった。中国が資源を戦略的に用いるなか、供給網の脆弱さが改めて露呈した形といえる。

こうした状況を受け、代替先として台湾に注目が集まっている。DSETの分析では、2020年以降、日台の民間団体や企業の間で結ばれたドローン協力協定は15件に上る。対象分野は供給網の構築に加え、技術開発、防災、緊急対応、自律飛行の実証試験など多岐にわたる。

引用:ニューシス
引用:ニューシス

特に目を引くのは、台湾とウクライナのドローン業界の緊密な連携だ。双方は昨年9月に業務協約(MOU)を締結して以降、単なる部品供給にとどまらず、技術の共同開発や合弁投資へと協力範囲を広げてきた。台湾は世界有数の半導体製造能力とマイクロエレクトロニクス技術を提供し、ウクライナは戦場で得たリアルタイムデータや運用戦略を共有する。こうした蓄積は、台湾が今後、中長距離の攻撃型ドローンや迎撃システムを開発するうえで重要な資産になっている。

一方、昨年だけで中国から約12万5,000台のドローンを輸入した。2030年までに国産ドローン8万台を生産する計画を掲げているものの、重要部品の90%以上を中国に依存してきた。台湾は、その空白を埋める唯一の「非中国」パートナーとみなされている。

もっとも、双方の実際の取引量はなお小さい。昨年、台湾が日本に輸出したドローンは45台にとどまり、日本から台湾への輸出も3台にすぎなかった。台湾が米国や欧州に年間12万台以上のドローンを供給している状況と比べると、その差はきわめて大きい。

背景には、国内の生産基盤の弱さがある。ドローン産業は量産体制の整備が遅れ、産業エコシステムの形成も進んでいない。このため、台湾企業は国内で適切な技術提携先や政府入札の協力先を見つけにくい状況に置かれている。

ただ、専門家の間では、今後は軍事分野にまで協力が広がるとの見方も出ている。武器輸出規制の緩和が直ちに直接的な軍事協力につながる可能性は高くないものの、非政府組織(NGO)や業界団体を通じた間接的な連携は活発化するとの見通しが示されている。

防衛産業関係者の一人は、台湾に艦艇や航空機を直接供与するのは難しいとしたうえで、ドローンシステムのような民生・軍事両用プラットフォームの下位システムであれば、将来的に提供が現実味を帯びる可能性は十分あると述べた。

有馬侑之介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    “世紀のウェディング” デュア・リパが俳優カラム・ターナーと結婚、ロンドンの由緒あるホールで挙式

    エンタメ 

  • 2
    「命がけで産む意味がわかった」23歳年下妻と結婚した55歳タレント、帝王切開の痛みが残る中で第二子を検討中

    エンタメ 

  • 3
    「自殺目的」は作り話だったのか…女子高生殺害の23歳男、検察が見抜いた“本当の狙い”

    トレンド 

  • 4
    妻と娘が中にいる家を掘削機で破壊…酔った男の「離婚なら家ごと壊す」実行犯

    トレンド 

  • 5
    深夜2時にマンホールから7人が出てきて素早く着替え…ブルックリンの謎の集団は何者か?

    トレンド 

話題

  • 1
    「記録的な現象になる可能性がある」国連が警告する数週間以内の"スーパーエルニーニョ"

    トレンド 

  • 2
    グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?

    トレンド 

  • 3
    「両腕を広げて抱きついてくる」…トルコの“ハグ猫”が話題に

    トレンド 

  • 4
    氷点下30度でも「都会よりマシ」なのか…羊飼い求人に“700人”が殺到したワケ

    トレンド 

  • 5
    「安全基準を満たした証拠がない」テスラが出荷したモデルY、1万4000台の正体

    モビリティー