
イランが古代ペルシャのローマ軍団撃破の事例を挙げ、アメリカとイスラエルに対し「歴史は繰り返される」と警告した。
10日(現地時間)イラン国営Press TVによると、イラン外務省のイスマイル・バガイ報道官はこの日、ソーシャルメディア「X(旧Twitter)」を通じてアメリカとイスラエルに警告メッセージを送った。彼は紀元前53年のカルラエの戦いを挙げ、「歴史はそれを学ばないか、教訓を尊重しない者に対して繰り返される」と述べた。
この発言は、米国とイスラエルによる軍事的圧力が続く中で、イランが非対称戦力を背景に対抗する姿勢を示したものと受け止められている。
カルラエの戦いは紀元前53年、古代パルティア帝国が少数の兵力でローマの重装歩兵軍団を撃破した戦闘である。
当時のローマの有力政治家であり将軍だったマルクス・リキニウス・クラッススが戦死し、ローマ不敗神話が崩れた象徴的な事件として評価されている。
バガイ報道官は「イラン人は常に単なる侵略者一国だけでなく、強力な連合勢力と巨大な軍団に対しても戦ってきた」と述べ、「カルラエの戦いは、少ない兵力と限られた資源でも強大国を打ち破ることができることを示した事例だ」と主張した。
続けて「歴史は、学ぼうとしなかったり、その教訓を尊重しない者によって繰り返される」と付け加えた。
一方、アメリカとイランの終戦交渉は難航している。
アメリカのドナルド・トランプ大統領はこの日、イランの終戦関連の回答書について「まったく容認できない」と述べた。
イランメディアによると、この回答書には即時停戦やホルムズ海峡を含む海上支配権の回復要求などが含まれているとされている。
















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