「自衛的攻撃」と位置づけ
イランに停戦合意を迫る狙いか

米国は先月からイランとの停戦を維持していたが、25日(現地時間)、イラン南部の一部拠点に対して空爆を実施した。イラン側に停戦交渉を迫る狙いがあるとみられる。
イラン攻撃を統括する米中央軍のティム・ホーキンス報道官は25日(現地時間)、FOXニュースに対し、「米軍は本日、イラン南部で自衛的措置として攻撃を実施した」と説明した。その上で、「イラン軍による脅威から米軍部隊を守るための措置だ」と説明し、標的にはミサイル発射施設や、機雷の敷設を試みていたイラン船舶が含まれていたと明らかにした。
同日、ドナルド・トランプ米大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「イランとの交渉は順調に進んでいる」とし、「皆にとって良い合意が成立するか、あるいは合意に至らないかのどちらかだ」と述べた。さらに、「合意に至らなければ、戦闘は再び激化し、以前よりも大規模で強力なものになるだろう。誰もそれを望んではいない」と主張した。
米アクシオスなどは23日、米国とイランが、60日間の停戦延長やホルムズ海峡の開放、イランによる核物質放棄などを盛り込んだ覚書の締結に近づいていると報じた。これに対し、トランプ大統領は24日、米側の交渉代表団に対し、「交渉を急がないよう指示した」と明らかにした。
イランメディアのメフル通信は同日、南部バンダル・アッバスやホルムズ海峡周辺の沿岸地域で爆発音が確認されたと報じた。同通信は、バンダル・アッバス東部で爆発音が聞こえたものの、状況は現在統制下にあり、懸念すべき事態ではないと伝えた。
別のイランメディア、タスニム通信も、バンダル・アッバスで3回の爆発音が確認されたと報じた。また、ファルス通信はホルムズ海峡近いシリクやジャースクでも同様の爆発音が聞こえたと伝えた。ホルムズ海峡に面するバンダル・アッバス周辺には、イラン海軍や空軍の主要拠点が集まっている。
















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