
米国のドナルド・トランプ大統領が、2020年大統領選やカリフォルニア州予備選などを「不正選挙」だと主張し、司会者と激しい応酬を交わした末、インタビューを途中で打ち切ったとして注目を集めている。
トランプ大統領は7日(現地時間)に放送されたNBCの「ミート・ザ・プレス」のインタビューで、「米国の納税者の金を、2021年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件に関与した人々に支給することは正当だと考えるか」と問われた。これに対し、「彼らは腐敗した警察の作戦によって破滅させられた。彼らの多くは補償を受けるべきだ」と答えた。
最近、米司法省は、米国のジョー・バイデン前大統領の政権が司法機関を政治的な武器として利用し、多くの被害者を生んだとして、17億7,600万ドル(約2,850億円)規模の「反・司法武器化基金」を設け、被害者に賠償すると明らかにした。しかし、民主党だけでなく共和党内からも反発が出たため、同案を進めない方針を表明している。
トランプ大統領は2020年大統領選が不正に操作されたとの趣旨で語り、「今、カリフォルニアでも(同じことが)また起きている」と主張した。2日に実施されたカリフォルニア州予備選の結果がまだ出ていない点を挙げ、「選挙で不正行為が行われているからだ」と声を強めた。同州は面積が広く、郵便投票が多いため、開票には通常、長い時間がかかる。
司会者が「不正選挙だと言える証拠はあるのか」と何度も尋ねると、トランプ大統領は「私は人々の話を聞いている」と返し、司会者に対して「あなたは不誠実な人物であり、『ミート・ザ・プレス』も不誠実な番組だ。ABC、CBS、CNNも同じだ」と言い放った。さらに「もうやめよう。これ以上は耐えられない」と述べ、席を立っている。
NBCはリベラル寄りの放送局とみなされる。トランプ大統領はこれまでも機会があるたびに、CNNやニューヨーク・タイムズ(NYT)などリベラル系メディアを「フェイクニュース」と批判してきた。カリフォルニア州の選挙についても、4日に「トゥルースソーシャル」で「大量の郵便投票が非常に遅く集計されている」と投稿し、「カリフォルニア民主党による大規模な不正行為が起きている」と主張した。













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