習近平国家主席、ジュエ氏と面会の可能性

中国と北朝鮮の首脳は8日、平壌の錦繍山迎賓館で首脳会談を終えた後、午後7時から国賓用宴会場の木蘭館で歓迎晩餐会に臨んだ。北朝鮮の金正恩総書記は「今日、平壌の至る所に友好の情があふれており、北朝鮮の党・政府・人民が最も貴い客人を熱烈に歓迎している」と述べた。中国の習近平国家主席は晩餐会でのあいさつで「中国と北朝鮮の関係は新たな歴史的出発点に立っている」とし、「今回の訪問で、私は金正恩総書記と重要な合意に達した」と語っている。
この日の昼、習近平国家主席と彭麗媛夫人は専用機で平壌順安国際空港に到着し、北朝鮮側から「皇帝級」ともいえる礼遇を受けた。空港には金正恩総書記夫妻が自ら出向き、握手で歓迎した。昨年、習近平国家主席が11年ぶりに韓国を訪問した際、彭夫人は同行していない。
中国国営中央テレビ(CCTV)はこの日、メインニュースの放送時間38分のうち22分を習近平国家主席の訪朝関連ニュースに割いた。習近平国家主席夫妻が空港で乗り込んだ車両は、数十台のオートバイに護衛されながら金日成広場まで移動している。平壌市内の道路沿いには数万人の市民が並び、旗や花、「朝中親善」と書かれたプラカードを振って歓迎した。
広場には、北朝鮮が外国首脳を迎える際の最高礼遇として動員する9頭の白馬による騎兵儀仗隊が整列し、人民大学習堂には中国と北朝鮮の首脳の巨大な肖像が掲げられた。歓迎式では中国国歌の演奏、21発の礼砲発射、軍事パレードが続いた。両首脳がそろって朝鮮人民軍を査閲すると、兵士らは「習近平国家主席同志の健康を祈ります」と叫んだとCCTVは伝えている。
金正恩総書記の娘ジュエ氏は、この日公開された映像には姿を見せなかったものの、習近平国家主席と面会する可能性が取り沙汰されている。金正恩総書記が「伝統的な血盟」である中国の首脳に子どもを紹介すれば、後継者として公認されたとの印象を与えかねない。習近平国家主席はこの日、労働新聞への寄稿文で「世代を超えた継承」「友好のバトンが世代を超えて引き継がれるようにすべきだ」と言及しており、北朝鮮の4代世襲に間接的な支持を示唆したとの見方も出ている。
















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