
米国との終戦交渉でイラン側の首席代表を務めるモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長は、米国を信頼していないとしたうえで、米国による対イラン海上封鎖を「米国の敗北に変えてみせる」と述べた。
イラン専門メディアのイラン・インターナショナルによると、ガリバフ国会議長は現地時間8日、テレグラムに投稿した音声メッセージで、米国に対する不信感と強硬な姿勢を示したという。
なお、イラン・インターナショナルは、米ワシントンDCに本社を置く反イラン政府系のメディアである。
ガリバフ国会議長は海上封鎖について、「戦争犯罪であり、敵の陰謀の一部だ」と非難したうえで、「包括的な計画を通じて、この海上封鎖を彼らにとって新たな敗北へと変えてみせる」と語った。
また、イランによるイスラエルへの軍事行動は「交渉決裂を恐れていないことを示したものだ」と述べ、イランが目標を達成するには軍事作戦と外交の双方が必要であり、どちらか一方を選ぶ問題ではないと強調した。
さらに、「外交を行うからといって軍事作戦を行わないわけではなく、軍事作戦を行うからといって外交をやめるわけでもない」としたうえで、「戦うべき時には戦い、交渉すべき時には交渉する」と語った。
ガリバフ国会議長は「我々の目標は戦争の終結と安定した安全保障であり、相手側をまったく信用していない」とも述べた。
続けて、「(イラン政府内で)調整が取れていないとの一部の見方とは異なり、目標達成に向けて完全な連携が取れている」と強調した。
ガリバフ国会議長のこの発言は、イランとイスラエルが8日、互いの石油化学施設などへの空爆を行った後、ドナルド・トランプ米大統領の自制要請を受けて攻撃をひとまず停止してから数時間後に発せられた。















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