
イランは11日(現地時間)、連続で続いた米国の空爆に対応して、世界最大の原油輸送路の一つであるホルムズ海峡を全面閉鎖すると宣言した。イラン軍を統合指揮するハタム・アル・アンビヤ中央軍事本部はこの日、声明を通じてホルムズ海峡を通過するすべての船舶の通航を禁止すると発表した。対象にはタンカーや貨物船などの民間商船も含まれる。
イラン軍は「海峡の通過を試みるすべての船舶は発砲の対象になる」と警告した。現地メディアはこの日、実際にホルムズ海峡を通過しようとした船舶2隻に対してイラン軍が警告射撃を行ったと報じた。
今回の措置は、米国がイランに対する追加空爆を発表した直後に出された。中東地域の米軍作戦を担当する米中央軍はこの日、SNSの「X(旧Twitter)」を通じて、「午後5時15分(米東部時間)、イラン国内にある複数の目標に対して追加的な自衛的攻撃を開始した」と発表した。
米国はイランとの終戦交渉が行き詰まる中、8日にイランのドローン(無人機)攻撃で米陸軍のヘリコプター「AH-64・アパッチ」が撃墜された後、9日から報復空爆を続けている。米国のドナルド・トランプ大統領もこの日、取材陣と会い「今日、イランをさらに強く打撃する」とし、追加の軍事行動の可能性を示唆した。
ホルムズ海峡は世界の原油海上輸送量の相当部分が通過する戦略的要所だ。実際に封鎖が長期化する場合、国際的な原油価格の急騰やグローバル供給網の混乱を引き起こす可能性があるとの懸念が高まっている。

















コメント0