
ホルムズ海峡の上空で墜落した米軍の攻撃ヘリコプター「アパッチ」は、イランによって撃墜されたとみられる。米国のドナルド・トランプ大統領は、イランへの報復を予告した。
トランプ大統領は9日(現地時間)「トゥルース・ソーシャル」で「昨夜、ホルムズ海峡の上空を巡回中だった最新鋭の『アパッチ』1機が、イランによって撃墜されたとの報告を、たった今受け取った。この機には操縦士2人が搭乗していたが、全員無事で、負傷もない」と明らかにした。続けて「それにもかかわらず、米国はやむを得ず、この攻撃に対応しなければならない」とし、報復に乗り出す意向を示した。
これに先立ち、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、攻撃ヘリコプター「アパッチ」1機がホルムズ海峡の近くで墜落し、搭乗していた乗員2人は無事に救助されたと報じていた。これについてトランプ大統領は、ニューヨークでNBA(米プロバスケットボール)の試合を観戦し、戻る途中に取材陣と会い、事故の原因に関する調査報告書が近く公開される予定だと予告していたが、イランによる撃墜だと認めた形だ。中東戦争の開戦以降、米軍の「アパッチ」がイランの攻撃で墜落したのは初めてだ。
NYTによると、米海軍は墜落したヘリコプターの乗員を救助するため、無人の水上ドローンを投入し、2時間余りで救助したという。米中央軍のティム・ホーキンス報道官は「ドローンが乗組員を救助して海上の別地点まで移送し、その後ヘリコプターで引き上げ、さらに搬送した」と説明した。
米国とイランは4月7日の停戦以降、小規模な武力衝突を繰り返しているが、双方とも、停戦は依然として有効だとの立場を維持している。この日のトランプ大統領の発言も、停戦の基調は維持しつつ、必要な場合にはイランの挑発に対応するという趣旨だと解釈される。一方、イスラエルはこの日、レバノン南部の都市ティールを攻撃し、少なくとも8人が死亡し、数十人が負傷したとNYTは伝えた。













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