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生後3カ月の乳児、ミルクを飲んだ後に全身が紫色に…親が水の代わりに入れていた“まさかの液体”

望月博樹 アクセス  

引用:123RF
引用:123RF

中国で生後3カ月の赤ちゃんが粉ミルクを飲んだ後、全身が紫色に変色し、集中治療室に入院する事故が発生した。原因は、粉ミルクに水ではなく野菜汁を加えていたことだった。野菜を長時間煮込んだ汁には亜硝酸塩が多く含まれており、身体の機能がまだ十分に発達していない赤ちゃんにとっては命に関わる危険がある。

20日(現地時間)、香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、最近、中国・広東省中山市の女性・子ども病院の救急外来に、生後3カ月の男の子が搬送された。来院時、男の子は全身と唇が青紫色に変色しており、呼吸困難を伴う危険な状態だった。両親は、子どもが粉ミルクを飲んだ直後にこのような症状を示したと話した。

医師らが原因を調べた結果、両親が粉ミルクを水ではなく野菜汁で溶いていたことが判明した。両親は、野菜汁のほうが水より栄養価が高いと考え、粉ミルクを作る際の水の代わりに使っていたという。子どもをより健康に育てようとする思いからの行動だったが、結果的に深刻な中毒症状を引き起こすこととなった。

検査の結果、男の子は亜硝酸塩中毒と診断された。医師らは、野菜を長時間煮込むと汁の中に亜硝酸塩が大量に生成されると説明した。

亜硝酸塩が血液中に入ると、酸素を運ぶ能力が低下する。このため皮膚や唇、爪などが紫色に変色したという。

特に生後3カ月の赤ちゃんは、消化器官や腎臓が未熟なため、同じ量の亜硝酸塩でも成人よりはるかに大きな影響を受ける。

男の子は2日間の治療を受けた後、今月中旬ごろに退院した。

医師らは、粉ミルクを作る際は必ず温かい水だけを使用するよう注意を促した。

特に野菜汁や米のとぎ汁、果汁、各種だし汁などを水の代わりに使用することは絶対に避けるべきだと強調した。

医師たちはまた、SNSを通じて保護者に亜硝酸塩中毒の症状を把握し、異常な症状が現れた場合はすぐに病院を受診するよう呼びかけた。

亜硝酸塩中毒の症状が現れた場合、数分の遅れでも命に関わる可能性があるため、子どもを育てる際には主観的な判断だけに頼ってはいけないと説明した。

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