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「スムーズな発進」だけで変わる、ガソリン・ハイブリッド・EVの燃費改善法

山田雅彦 アクセス  

走行パターン別に見るエコドライブ——ガソリン車・ハイブリッド車・EVそれぞれの実践法

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

自動車は発進、巡航、減速、停車という4つのパターンを繰り返しながら走行する。燃料はこれらすべてのパターンにわたって消費されるが、パターンごとに消費される割合は大きく異なる。JAFはこの4つの走行パターンに沿ったエコドライブの方法を、ガソリン車・ハイブリッド車・電気自動車(EV)の車種別に整理している。車種の特性を踏まえた運転を実践することが、燃費改善への第一歩となる。

発進時の燃料消費が最も大きい

ガソリン車を基準に走行中の燃料消費をパターン別に見ると、発進時の消費割合が特に大きい。特に信号の多い市街地走行では、完全停止状態からの発進に燃料が集中して消費される。一方、走行距離・時間の面で最も長い区間を占める巡航(クルージング)中は比較的燃費がよく、一定速度を保つほど効率は向上する。停車中のアイドリング消費は量としては少ないが、車が動かない状態で燃料を使う点で無駄に当たる。

ハイブリッド車はガソリンエンジンと電気モーターを併用することで、この発進時の燃料消費を抑えられる点が強みだ。車種やアクセルワークによっては、電気モーターのみで約30km/hまで加速できるモデルも存在する。EVは燃料の代わりに電気を使用するため、「燃費」ではなく「電費」という概念で効率を測定するが、発進時のアクセル操作の重要性はガソリン車と変わらない。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

エコドライブのポイントは不要な加減速をなくすこと

無駄な運転パターンとして挙げられるのは主に3つだ。目標速度を超えるまで加速を続ける「オーバーシュート」、前車との車間距離が短く流れが少し変わるだけで減速・加速を繰り返す「波状運転」、そしてすぐに停車しなければならない状況でも加速を続けてしまうことだ。エコドライブのポイントは、こうした不要な操作を減らすことにある。

車種別エコドライブの実践法

ガソリン車は発進時に一拍余裕を持ってアクセルを徐々に踏む「スムーズな発進」が基本だ。走行中は前方の状況を早めに把握して一定速度を維持し、減速時は赤信号を早めに確認したらすぐにアクセルを離してフューエルカットを活用する。停車中の待機時間が長い場合はアイドリングストップを心がけたい。

ハイブリッド車は発進時に約30km/hまでアクセルをゆっくり踏んで電気モーターで加速するのがポイントだ。強く踏み込むとガソリンエンジンが作動してしまう。目標速度に達したらアクセルペダルから完全に足を離すと、ガソリンエンジンから電気モーター走行に切り替わる。減速時にアクセルオフを早めに行うほど、回生ブレーキを通じて駆動用バッテリーへの充電量が増える。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

EVも急発進は電費悪化につながるため、スムーズな発進が基本となる。高速走行時は空気抵抗が増大するため速度の出し過ぎに注意が必要で、減速時には回生ブレーキを積極的に活用することがEVにおけるエコドライブの核心だ。

運転の仕方一つで燃費は変わる

エコドライブに特別な設備や技術は必要ない。発進、巡航、減速、停車という日常的な4つの動作で、それぞれの無駄を省く意識を持つだけで燃費・電費の両方を改善できる。各走行パターンでの無駄を省く意識が、燃費・電費の両方を底上げする。

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