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「26億円超のトランプ池」が悲惨な姿に…野生動物の死亡、緑藻発生、塗装剥がれまで

竹内智子 アクセス  

引用:Daum
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ドナルド・トランプ米大統領が自ら誇っていたワシントンD.C.・リンカーン記念堂にある人工池「リフレクティング・プール」の修繕事業が、完成直後から藻の発生や塗装の剥がれ、野生動物の死亡問題で物議を醸している。1,640万ドル(約26億5,300万円)を投じた工事に随意契約と業者選定の疑惑まで浮上し、米議会も調査に乗り出した。

AP通信は24日(現地時間)、民主党所属の議員らがリフレクティング・プール修繕事業の契約過程と工事の不備について調査を要求したと報じた。

リフレクティング・プールは米国独立250周年記念行事を前に改装を終えた。トランプ大統領は底を自ら選んだ「米国旗の青色」で塗装し、水質浄化装置を設置したと6日に工事完了を発表した。

しかし、水を入れてからまもなく池は濃い藻に覆われた。底に塗った青色のコーティングも所々で浮き上がり剥がれて水面に漂った。当局は過酸化水素やオゾンを利用したマイクロバブル装置まで投入したものの、問題を完全には解決できなかった。

引用:Daum
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リフレクティング・プールで子ガモ1羽の死骸が見つかったのに続き、近くのコンスティテューション・ガーデンズでもカモ2羽が死んでいるのが発見された。地元の野生動物保護団体は回収した死骸を解剖し、藻や水質改善のために使用した化学物質が影響したかどうかを調べている。一方で、自然死の可能性も排除していない。

トランプ大統領「左派による破壊行為」と主張…関連する証拠は示さず

トランプ大統領は工事の不備ではなく、意図的な破壊行為を問題の原因として指摘した。何者かが鋭利な道具で池の底に長い傷を付け、さらに肥料や化学物質を投入して藻を発生させた可能性があると述べた。

さらに、事件に関与した容疑者6人を逮捕したとし、厳しく処罰する考えも示した。実際、米国立公園警察は、リフレクティング・プールの施設に手を加えた一部の来訪者を逮捕、または召喚している。

しかし、公開された政府文書では底の一部が傷つけられた痕跡と藻・塗装剥がれとの直接的な関連性は確認されなかった。また、トランプ大統領も組織的な妨害工作を裏付ける具体的な証拠は示していない。

逮捕された人物の一人で、米国オリンピック・カヌー元代表のデービッド・ハン氏は、すでに剥がれていたコーティングに触れただけで、自分は施設を損壊していないと反論した。

随意契約にトランプ大統領との人脈疑惑まで

引用:Daum
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論争は工事契約の過程にも及んでいる。米内務省は競争入札を行わず、アトランティック・インダストリアル・コーティングス社に1,470万ドル(約23億8,000万円)規模の塗装工事を発注した。同社は過去に、バージニア州にあるトランプ氏所有のゴルフ場のプール関連工事を手掛けたことがあるとされる。

また、水質浄化設備を担当したグリーンウォーター・ソリューションズ社も170万ドル(約2億8,000万円)規模の契約を受注した。同社代表がトランプ大統領に政治献金を行っていたことが明らかになり、便宜供与ではないかとの疑惑も浮上している。

民主党所属のリチャード・ブルーメンソール上院議員やロバート・ガルシア下院議員らは、契約書や業者選定資料、工事費の支出内訳の提出を求めた。両議員は、競争入札を経ずに大統領と関係のある企業へ巨額契約が発注された経緯には、汚職や利益相反の可能性があると主張している。

ガルシア議員は今回の事業について、「納税者の税金を浪費した、失敗した見栄のための事業だ」と批判した。一方、施工業者側は、問題は池全体ではなく一部区間に限られており、保証の範囲内で補修できると説明している。

米国政府は、独立250周年行事を前に池の周辺にフェンスを設置し、修繕作業を続けている。しかし、藻と剥がれたコーティングを行事までにすべて解決できるかどうかは不透明な状況だ。

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