
トヨタが同社のフラッグシップモデルであるクラウンファミリーの一部改良モデルを準備中であることが伝えられている。対象はクラウンクロスオーバー、クラウンスポーツ、クラウンセダンとクラウンファミリーの主要3モデルに及ぶとされ、今年9月3日に日本市場での発売が見込まれるとされている。外観の変更は大きくないものの、ハイブリッドシステムと利便性装備の改善が予告されており、関心を集めている。
外装刷新とハイブリッドを改良
まず変更が加えられるのは、2022年に登場したクラウンクロスオーバーだ。トヨタは新たな2トーンカラーの組み合わせを追加するとともに、マット樹脂素材だったエクステリアパーツをグロスブラック仕上げに変更する予定だ。上位グレードのRSにはレッドブレーキキャリパーが採用され、ボディカラーのブラックも従来の202ブラックに代わり、新たにニュートラルブラックが導入されるという。

クロスオーバーのハイブリッドシステムも電動モーター出力の向上が図られる見通しだ。さらにパドルシフトの全グレード標準装備化により、操作の楽しさも向上する見込みとされている。
PHEVラインアップを拡充
2023年10月に発売されたクラウンスポーツも一部変更が予定されている。最大の変更点は、プラグインハイブリッド(PHEV)新グレードの追加だ。現在の最上位RSグレード中心のPHEV構成に加え、より手頃な価格帯のPHEV Zグレードが新たに設定されるとされている。PHEVモデルの裾野を広げる狙いとみられる。

国内の一部ディーラー関係者によると、前輪ブレーキディスクのサイズを現行の大径から18インチに変更する案も検討中だという。コスト削減を目的とした変更との見方が業界内では強い。
新エントリーグレードを追加
クラウンセダンも今回の改良対象に含まれている。最大の注目点は、新たなHEV Gグレードの追加だ。これにより、既存モデルより低価格でクラウンセダンを購入できるようになり、ハイブリッドセダン市場での競争力向上が期待される。

また、クロスオーバー、スポーツ、セダンの全モデルで、上位グレードにデジタルキーが標準装備される。スマートフォンで車両を操作できるほか、新デザインのスマートキーの設定もあわせて予定されているという。
国内メディア各社は、7月下旬から8月初旬にかけて先行受注を開始し、9月3日に正式発売される見通しだと報じている。













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