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カマラ・ハリス副大統領、アメリカ大統領選の新たな顔として浮上!彼女の今後の展望に注目集まる

川田翔平 アクセス  

引用=AP通信

カマラ・ハリス副大統領がジョー・バイデン大統領の代わりに民主党の大統領候補として出馬する可能性が提起されている。

ハリス副大統領は、2020年の大統領選挙時には人気が急上昇したが、バイデン大統領政権が発足した後は、特に存在感を示すことはできなかった。しかし、バイデンが先月、ドナルド・トランプ前大統領とのテレビ討論で敗北した後、ハリスの主流論が急速に高まっている。

バイデンは先月27日(現地時間)にトランプとの討論で、高齢と認知能力の低下に対し有権者らの不安を高めた。大統領候補から彼が辞退すべきだという声が高い。

バイデンが大統領選挙の完走を宣言し、民主党の指導部がバイデン候補を固めるように働きかけているが、世論は依然として彼の辞退を求めている。

ハリス主流論

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は2日、民主党が候補を交代するなら、最も有力な選択肢はハリス副大統領だと報じた。民主党内の分裂を避けるためにも、ハリスが候補になるべきだという意見が高い。

ハリスは民主党内で人気が高く、特に女性や黒人有権者の間で絶対的な支持を受けている。民主党がハリスというカードを捨てると、その票がトランプを始めとする他の候補者に流れる可能性があり、民主党自体が分裂に直面する可能性を示唆している。

ミシガン州民主党黒人コーカスの会長、キース・ウィリアムズは、「この女性(ハリス)は大統領になる準備ができている」とし、「彼女は自分自身の地位を築いた」と述べた。ウィリアムズは、「副大統領を飛ばしてしまうと、怒りが湧くだろう」と付け加えた。

バイデンを擁護するハリス

ハリスは、2番手としての美徳も備えていると評価されている。彼女は、トランプとの討論でバイデンが敗北した後、バイデンを最も強く支持する人物として浮上した。

討論の敗北の後、ハリスは何度もインタビューを通じて、民主党支持者の間で急速に広がっていたパニックを鎮める努力をした。その後、ハリスはバイデンの代わりに有権者、後援者、一部の著名人と会い、討論の敗北を忘れてバイデンの経歴だけを判断してほしいと訴えている。

ハリスは討論の翌日、先月28日にネバダ州ラスベガスでの演説で有権者に対し、「6月のある夜」の討論で選挙が決まらないとし、バイデンの弁護に立った。彼女は、「真のリーダーはスタイルよりも人間性が重要だ」とし、「トランプは大統領になる人間性を持っていない」と批判した。

現在、民主党全国委員会(DNC)は、8月のシカゴ大会数週間前にオンラインでバイデンを民主党の正式な大統領候補として指名する意向を示している。

ハリス、バイデンの選挙資金も利用可能

しかし、バイデンが指名前に候補から辞退すると、ハリスは大会後の効果を受けて風を起こす可能性が高い。カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム、ミシガン州知事のグレッチェン・ホイットマー、ペンシルベニア州知事のジョシュ・シャピロ、メリーランド州知事のウェス・ムーア、ラファエル・ウォーノック(ジョージア)上院議員、エイミー・クロブシャー(ミネソタ)上院議員などが民主党の大統領候補選挙に参戦するだろうが、ハリスが彼らを圧倒すると見られている。

ハリスは選挙資金面でも、これらの予備候補よりも有利である。バイデンのランニングメイトであるハリスは、バイデンキャンプが集めた資金を選挙に活用することができる。また、ジム・クライバーン(サウスカロライナ)下院議員など、民主党の主要人物の支持も一緒に得ることができる。

クライバーンは、「ハリスがいなければバイデンを、バイデンがいなければハリスを支持するだろう」と断言した。

トランプと対決するだけの価値がある

ハリスは、トランプとの仮想対決でも、バイデンと同等の支持率を得ている。今年2月のニューヨーク・タイムズ(NYT)とシエナカレッジの共同世論調査では、ハリスは42%の支持率で、トランプの48%の支持率にわずか6ポイント差だった。当時、バイデンはトランプに4ポイント差だった。

昨年11月のFOXスニュースの世論調査では、ハリスがトランプに5ポイント、バイデンが4ポイント差だった。有権者の間では、バイデンとハリスの好感・不好感の差もほぼ同じだ。WSJの2月の世論調査では、ハリスを支持すると答えたのは36%、嫌いだと答えたのは56%で、20ポイントの差が出た。これはバイデンの22ポイントの差と大差ない。

バイデンが有権者の要求を無視して大統領選挙を完走するのか、彼が辞退してハリスによる世代交代が行われるのか、大統領選挙を数ヶ月前に控えた民主党は分岐点に立っている。 

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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