
テスラは9月、中国市場での堅調な需要を背景に、2025年として2番目に高い月間販売台数を記録した。
ロイター通信が13日(現地時間)、中国乗用車市場情報連合会(CPCA)のデータを引用して伝えたところによると、テスラの9月の中国販売台数は7万1,525台となり、8月比で25.15%増加したという。
同社のバッテリー電気自動車(BEV)部門における市場シェアは8.66%だった。
しかし、前年同期比では0.9%減少し、7ヶ月連続で販売減少を記録している。
報告書によると、テスラの中国市場での累計小売販売台数は43万2,704台に達したが、年同期比では依然として5.97%減少しているという。

中国の自動車ディーラー各社は、国内市場が急速に電気自動車(EV)へ移行する中で、利益率の低下に直面している。
中国乗用車市場情報連合会(CPCA)の事務総長は「中国市場での新エネルギー車(NEV)の急速な普及が、電気自動車の価格競争が過熱し、過剰生産が懸念されている」と述べた。
一方、中国市場での成長にもかかわらず、テスラの欧州での販売は引き続き減少しており、9月のイタリアでの販売は25%減少したと明らかにした。
テスラの株価は5.42%上昇し、435.90ドル(約6万6,357円)で取引を終えた。
コメント0