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贈収賄スレスレ?カタール王室、トランプ氏に総額583億円の「空飛ぶ宮殿」プレゼント!法的問題に発展の可能性も

織田昌大 アクセス  

引用:shutterstock
引用:shutterstock

米国のドナルド・トランプ大統領がカタール王室から「空飛ぶ宮殿」と呼ばれるボーイング747-8(ジャンボジェット機)を贈呈され、大統領専用機として使用する予定だと米メディアが報じた。

11日(現地時間)、CNNとABC放送などは情報筋の話としてこれを報道した。これはトランプ大統領の中東訪問を前にした報道だ。トランプ大統領は13日から16日までサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールを訪問する予定で、この期間中にトランプ政権へのカタールの航空機寄贈が正式に発表される見通しだ。

ボーイング747-8の価格は約4億ドル(約583億3,819万円)に上る。寄贈が確定すれば、これは米政府が外国から受け取った贈り物の中で最高額になるとニューヨーク・タイムズ(NYT)は説明した。米国防総省は当該航空機を大統領専用機「エアフォースワン」として使用できるよう、セキュリティ機能の搭載などの改造を行う方針だ。

米政府関係者によると、トランプ大統領の退任後、この航空機はトランプ大統領図書館に寄贈される予定で、トランプ図書館に寄贈されれば、トランプ大統領は退任後もこれを私的に使用できるという。

CNNは、ボーイング747-8の莫大な価値を考えると前例のないことだと指摘した。外国政府からこのような高額の贈り物を受け取ることは法的・倫理的問題があるとの指摘も出ている。野党の民主党上院院内総務のチャック・シューマー氏は「これは単なる贈収賄の問題ではなく、外国に不適切な影響力を行使することに値する」と批判した。

米ホワイトハウスの法律顧問室と米司法省の関係者は、贈収賄禁止法などに違反しないとの判断を下した。ただし、カタール政府はまだ航空機寄贈の可能性について「検討中」とし、決定は下されていないとの立場を示している。

現在、米国の大統領専用機は30年以上使用されている老朽機で、頻繁なメンテナンスが必要な状況だという。このため、トランプ大統領は政権1期目から古い大統領専用機に不満を表明し、2018年にボーイング社と747-8型2機の納入契約を結んだ。しかし、ボーイング社からの引き渡しが遅れているため、トランプ大統領はカタールが既に保有している同型機の提供を受けようとしているとみられる。

今年2月、フロリダ州のパームビーチ国際空港にカタール王室が所有していた、民間企業の運営しているボーイング747-8が駐機した際、トランプ大統領は機内を視察し、その豪華さを周囲の人々に自慢していたという。

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