メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【イスラエル孤立】ハマスと極秘交渉、イラン制裁後退…トランプの「同盟国切り捨て外交」にイスラエル激怒!

川田翔平 アクセス  

引用:BBC
引用:BBC

米国の重要同盟国であるイスラエルが、ドナルド・トランプ米大統領の中東外交方針に深い困惑を示している。最近、トランプ大統領がサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールを訪問する際にイスラエルを意図的に除外し、ガザ地区、イエメン、さらにはシリアに関する主要な政策決定においてイスラエルとの事前調整なしに一方的な行動を続けているためだ。

13日(現地時間)、中東歴訪中のトランプ大統領は、サウジアラビアの首都リヤドで開催された「米・サウジ投資フォーラム」での演説を通じ、シリアに対する制裁をすべて解除すると発表した。

昨年末にアサド独裁政権が崩壊し、暫定政府が発足したシリアに関して、「シリアに発展の機会を与えるため、シリアに対する制裁解除を命じる」と述べた。トランプ大統領はこの日、「我々は制裁をすべて解除する」と語った。

イランの影響力が大きいシリアに対する経済制裁の緩和は、イスラエルにとって自国の安全保障を脅かす措置として受け止められている。

前日、米国がイスラム組織ハマスとの直接交渉を通じて二重国籍の人質イダン・アレクサンダー氏の解放に成功したことで、イスラエルの懸念がシリア制裁解除によってさらに高まった。この交渉は、トランプ大統領と友好的な関係を築いてきたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相にも事前に知らされていなかったとされる。米国が自国民の救出に集中し、戦争終結へと方針を転換する中、イスラエル国内では「米国がハマスを壊滅させる前に戦争を止めるよう圧力をかけるだろう」という危機感が高まっている。

米国のイスラエル軽視は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派との停戦交渉でも明らかになった。トランプ大統領は、イスラエルへの攻撃停止を条件にすることもなく、フーシ派への空爆を中止し、一方的に停戦を宣言した。しかし、その後もフーシ派はイスラエルのテルアビブにあるベン・グリオン国際空港などに向けてミサイル攻撃を続けている。

米国とイラン間の核交渉も、イスラエルと米国間の対立のもう一つの軸となっている。イスラエルはイランのウラン濃縮に強く反対しているが、トランプ大統領は最近「まだ決定していない」と述べ、従来の「絶対不可」の立場から一歩後退したような態度を示している。

このようにイスラエルが排除される中で中東の力学が再編されているとの認識は、イスラエル社会全体に失望感をもたらしている。

イスラエルのシンクタンク、国家安全保障研究所(INSS)のヨエル・グザンスキー上級研究員は、「米国は中東でイスラエルを含まない新しいシナリオを描いている」とし、「トランプ大統領はもはやイスラエルの戦略的利益を最優先にしていない」と指摘した。ジョン・テスター前民主党上院議員も米政治メディア「ザ・ヒル」に「今回の歴訪でイスラエルを意図的に排除したのは強力なメッセージだ」とし、「イスラエルがこのサインを読み取れないなら、それは聴覚障害レベルだ」と述べた。

経済分野でもイスラエルの期待は裏切られた。米国は自国製品に対するイスラエルの関税を撤廃したにもかかわらず、イスラエルの輸出品には17%の新たな関税を課した。特別な同盟としての恩恵はおろか、実利を得ることも難しい状況に陥っている。

イスラエル民主主義研究所(IDI)のヨハナン・プレスナー所長は、「イスラエル人はトランプ大統領の2期目を1期目の延長線上で期待していたが、今は厳しいな現実に直面することになった」と述べ、「彼はイスラエル首相ではなく米国の大統領なのだ」と語った。

川田翔平
shohei@kangnamtimes.ja

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”
  • ロシア、交渉ムードに逆ギレ?停戦が近づくほどミサイル乱射の“パラドックス”
  • “反トランプ御用メディア”が歓喜?支持率36%で「大統領失速」大合唱の茶番劇

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”

おすすめニュース

  • 1
    心臓に弾丸が刺さった兵士を救えた…奇跡の手術と医師たちの“意外な決断”の一部始終

    トレンド 

  • 2
    中国が「対日規制」を露骨化!日本人歌手、中国で公演中に突然「退場命令」

    トレンド 

  • 3
    「女性と子どもだけを集中的に…」洞窟で見つかった“弱肉強食”の食人パターン

    トレンド 

  • 4
    「胎児まで貫通した弾丸」前科15犯の夫が妊娠8カ月の妻を銃撃…絶望の中で起きた“奇跡の母子生還”

    トレンド 

  • 5
    「韓国の狂乱ドライバー」無免許・飲酒でパトカー突破、潜伏→再逃走も‟窓ガラス粉砕”で確保!

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「宇宙に広がる光の蝶」チリ望遠鏡が捉えたNGC6302、2万度の“燃える翼”が放つ圧巻の美

    トレンド 

  • 2
    女性200人に利尿剤を飲ませ歩かせた…“最悪の恥さらし面接”を強要したフランス高官の蛮行

    トレンド 

  • 3
    インフルエンザ急増が止まらない、学級閉鎖が連鎖する“初冬の異変”

    ライフスタイル 

  • 4
    「最後の制御権さえ炎に奪われた」香港火災の生存者が語る“人生最悪の絶望の瞬間”

    トレンド 

  • 5
    「日本入国の理由は窃盗? 」中国人窃盗団、5府県で56件“日本を荒らした3人組”

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]