
ウクライナの裁判所は6日(現地時間)、ウクライナ軍兵士を処刑したロシア軍兵士ドミトリー・クラショフに対し、終身刑を言い渡したと『キーウ・インディペンデント』などが報じた。
報道によると、ザポリージャ地方法院は同日、クラショフに対し刑法上の「戦争の法規および慣習違反」の罪で有罪判決を言い渡した。
戦争捕虜を処刑したロシア軍兵士に終身刑が宣告されたのは史上初であると、ウクライナ保安局(SBU)は説明している。
SBUによれば、クラショフは昨年1月6日、プリイウートネ村付近で降伏したウクライナ軍兵士を至近距離から射殺した疑いが持たれている。
弾薬が尽きたウクライナ軍兵士1人は武器を下ろして手を上げて降伏したが、クラショフは膝をつくよう命じた後、小銃で射殺したと調査で明らかになった。
ウクライナ軍はその後、同陣地を奪還し、唯一生き残っていたクラショフを含むロシア兵5人を捕虜とした。















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