
米国で結婚による永住権(グリーンカード)を申請した韓国人男性が、移民当局により40日以上も拘束されていると、ロサンゼルスの放送局KTLA5が8日(現地時間)に報じた。
妻のセレナ・ディアスさんによると、夫のファン・テハさん(38)は10月29日、移民局で永住権の面接を終えた直後に移民当局へ拘束されたという。ディアスさんは「夫は40日以上、まるで犬のように閉じ込められている」「当初は連絡すら取れず、毛布もない留置スペースで生活していると聞いた」と訴えた。
移民当局は、ファン氏が昨年5月に移民裁判所への出廷日を2度欠席したと説明。「面接時にはF-1学生ビザがすでに失効しており、不法滞在者として扱われていた。裁判所の出廷命令に従わず、1年前には退去強制命令が出されていた人物だ」と主張している。
これに対しディアスさんは、拘束環境が不当だと反発。「換気はほとんど機能せず、シャワー室は排泄物のような臭いがする」「夫は警備員1人を含め、140人と同じスペースで生活している」と述べたうえで、「移民当局は先月26日に彼への退去命令をすでに取り消している」と強調した。














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