
中東情勢が再び緊張局面に入る中、米国のドナルド・トランプ大統領がイランを軍事的に攻撃する可能性が高いとの分析が出ている。
7日(現地時間)、イラン系反体制メディア「イラン・インターナショナル」の報道によると、ニューラインズ戦略政策研究所(NewlinesInstituteforStrategyandPolicy)の上級研究員で中東専門家のエリザベス・ツルコフ氏は、「トランプ大統領を個人的に知る人々は、同大統領がイランを攻撃すると見ている」と述べた。
ツルコフ氏は、現在進行中の交渉についても「イランが提示できる最大限の譲歩案が、米国側が受け入れられる水準よりも低いため、交渉が成功するのは難しい」と展望した。また、同氏は最近、中東に展開された米国軍の兵力が2003年のイラク戦争以降で最大規模であり、実際の武力行使の可能性が高まっていると分析している。
特にツルコフ氏は、2023年にイラクで親イラン民兵組織に誘拐され、2年以上拘束された後に解放されたイスラエル国籍の研究者であり、その後イラン政権と中東の武装勢力を強く批判してきた人物である。
ツルコフ氏は、昨年6月にイスラエルと行った12日間の戦争が、イランの軍事力の限界を露呈させたと評価した。同氏は「イランはイスラエル側に約30人の死者を出した以外、戦争の流れを変えるような目標を攻撃できなかった」とし、「一方、イスラエルはイランのミサイル生産施設と核施設を直接攻撃した」と述べた。
続けて「この戦争以降、イランを『紙の虎』と呼ぶ表現が登場した」とし、「対外的には『紙の虎』だが、自国民に対しては残酷なほど致命的な政権だ」と評している。この戦争でイスラエルは空爆により数百人の軍人と民間人を死亡させた。イランは500発以上の弾道ミサイルと1,100機以上のドローンで応戦したが、イスラエルの民間人の犠牲者は30人余りにとどまった。
両者は12日間で休戦に至ったが、約400キロに達する高濃縮ウランの行方は依然として確認されていない。イランは同ウランを放棄しないという立場を維持している。
ツルコフ氏は、イラン政権が現在「極度の弱体状態」にあると診断した。核プログラムだけでなく、ミサイルや代理武装勢力の問題までが交渉対象に挙げられている点をその根拠として指摘している。同氏は「イラン国民は投票を行い、平和的なデモも実施したが、虐殺された」とし、「すべての道が閉ざされた結果、人々は国を離れるか急進化するかの選択を迫られている」と述べた。
「イラン・インターナショナル」は先月の報道で、1月の全国デモ鎮圧の過程において、2日間で3万6,500人余りが治安部隊によって死亡したと伝えている。ツルコフ氏は「国民が祖国を愛しながらも、政権を打倒するために外国による爆撃を望むほどであるならば、これは指導部の完全な失敗の証拠である」とし、「イランの苦痛と安全保障上の脅威を解決するには、政権の終焉を目指さなければならない」と主張した。













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