
イスラエル空軍がF-35戦闘機により、イラン軍の有人機を撃墜することに成功した。F-35が有人軍用機を撃墜したのは今回が初めてだ。
米軍事専門メディア「The War Zone」などの海外メディアは4日(現地時間)、イスラエル空軍が最近の空中戦でイラン軍の軽攻撃ジェット機Yak-130を1機撃墜したと伝えた。これはF-35が空中戦で有人機を撃墜した世界初の事例として記録される。イスラエル空軍にとっても、1985年のシリア軍MiG-23撃墜以来、41年ぶりに実戦で記録した有人機の空対空撃墜となる。
ロシア製のYak-130は高等練習機として開発されたが、爆弾やロケット、機関砲に加え、短距離赤外線誘導ミサイルR-73などを搭載可能で、相当な戦闘能力を持つ。この機種は現在イランが運用する高速機の中で最も新型とされるが、主な任務は軽攻撃やドローン迎撃に限定されている。
イスラエル軍は4日、公式SNSを通じてYak-130撃墜の事実を認めた。
イスラエル側は交戦の正確な時期や場所を公開していないが、SNSにはテヘラン北部の山岳地帯に墜落する機体と、搭乗者2名が脱出する様子とみられる映像が拡散している。「The War Zone」によると、イスラエル軍の攻撃を受けたYak-130は、当時イランの首都上空でドローン迎撃任務を遂行中だったという。
■ 米・イスラエルの攻撃下でもイラン空軍は能力維持
イランがロシアからYak-130を引き渡された事実は2023年末に初めて確認された。当時、イラン国内の空軍基地で滑走する様子などが公開され注目を集めていた。「The War Zone」は、この機体の引き渡しを、イランがウクライナ戦争でロシアを支援した対価として新しい武器を確保しようとする動きの兆候だったと分析。ロシアは2022年からイラン製ドローンを導入し、自爆ドローンをウクライナ攻撃の主力として使用してきた。
続けて、イランがドローンなどを提供する見返りとして、ロシアはさらに高度な武器体系であるSu-35戦闘機などを提供する見込みだという。Su-35はロシアを代表する第4.5世代多用途戦闘機で、空中優勢の確保から地上攻撃まで幅広く対応可能だ。
少なくとも1機以上のYak-130がテヘラン上空で作戦を遂行した事実は、米国とイスラエルの空爆によりイラン空軍基地が深刻な打撃を受けたにもかかわらず、イラン側が依然として軍用機を運用できる能力を維持していることを意味する。
一方、攻撃を受けたイランは、数千機の弾道ミサイルとドローンを駆使して周辺国への反撃を続けている。4日にはNATO加盟国であるトルコにもミサイルを発射した。トルコ国防省は声明で、イラクとシリアを経て自国領空に向かっていた弾道ミサイルが、東地中海に配備されたNATOの防空システムによって撃墜、無力化されたと発表した。迎撃用ミサイルの破片がトルコ南部の住宅地域に落下したが、死傷者はいないと伝えている。
















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