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chatGPTに「ありがとう」はご法度!?良かれと思ってた、親切心でサーバーが爆死中…

梶原圭介 アクセス  

引用:ChatGPT
引用:ChatGPT

AIが生成した結果に「ありがとう」と話すとどうなるのか。実際、多くのユーザーが生成AIに指示を出した後、「ありがとう」と言うことが明らかになっている。しかし数百万人、数千万人が同じ行動をとると、想定外の事態が発生するという。「ありがとう」という言葉がインターネット回線を通じてサーバーを行き来する間に生じる電力損失は膨大であるためだ。人間が「ありがとう」と言うだけでは終わらない。AIは「いつでもお手伝いします」というニュアンスでユーザーに応答する。このようなデータのやり取りが繰り返されることで、電力消費量は雪だるま式に増加する。

電気を多く消費する言葉、「ありがとう」

OpenAIのCEOサム・オルトマン氏が最近、自身のX(旧Twitter)を通じてこのような懸念を表明した。あるユーザーが「人々がChatGPTに『お願いします』、『ありがとうございます』との言葉を繰り返し言うだけで、どれほどの電気代がかかるのか」と問いかけた。これを受けオルトマン氏は「(そのような行動で)数千万ドルの電気料金が消費された」と答えた。彼は「ユーザーのリクエストに含まれる単語数やリクエスト回数が増えるほど、サーバーで処理すべきデータ量が増加し、応答回数も増えるため、電力消費量が増大する」と強調した。さらに「ユーザーの些細な行動一つで予測不可能な状況が生じる(you never know)」と付け加えた。

オルトマン氏、「予測不可能な状況が発生」

実際にAIとのやり取りでなくても、単語や文章を送信する際に電力消費が発生する。海外メディア「ワシントン・ポスト」によると、100単語のメールを送信する際には0.14キロワット時(kWh)の電気が必要だという。カリフォルニア大学リバーサイド校の報告書によると、大規模言語モデル(LLM)が「どういたしまして(You are welcome)」という文を生成するのにも約40〜50ミリリットル(ml)の水が使用されるという。AIチャットボットを稼働させるために使用されるデータセンターは、世界の電力使用量の2%を占めるとされている。

今後もオルトマン氏が指摘したAIの電力消費はさらに増加する可能性が高い。ユーザーがAIとの会話で「丁寧な言葉遣い」を好むためだ。昨年末、グローバルメディアグループ「Future plc」が実施した調査によると、アメリカの回答者のうち67%がチャットボットに対して礼儀正しい態度で会話すると回答している。

梶原圭介
editor@kangnamtimes.com

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