メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

北朝鮮「核のボタン」を試験発動!金正恩、核攻撃シナリオの実地演習に踏み切る

織田昌大 アクセス  

北朝鮮による8日の弾道ミサイル発射は、北朝鮮版「核のボタン」として知られる「核トリガー」の検証と、将来的な核攻撃行動を想定した訓練だったと北朝鮮メディアが主張した。現地を視察しに来た金正恩総書記は「戦術核兵器の信頼性を高める必要がある」と述べた。これは、有事の際に金総書記が核攻撃を指示し実行する手順に問題がないことを確認したものとみなされる。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

朝鮮中央通信は9日、金総書記が8日に東部前線部隊の長距離砲・ミサイルシステム連合打撃訓練を指導し、上記のように述べたと報じた。北朝鮮側は「核トリガー」にも言及し、「核トリガーシステムの作動信頼性を多層的に検証した」と述べた。

朝鮮中央通信は、金総書記が「核戦力の戦闘準備態勢を絶えず完備することが極めて重要であり、長距離の精密打撃能力およびその効率性の継続的な強化に努める必要がある」と述べたと伝えた。

北朝鮮側の主張によれば、この日の「連合打撃訓練」は射撃前の「核トリガー」システムの作動信頼性検証から始まった。核トリガーは核兵器使用命令と実際の発射過程を一元化する核兵器総合管理システムで、2023年3月に開発が報じられている。その後、北朝鮮側は短距離弾道ミサイルに分類される600mm多連装ロケット砲(KN-25)と火星11型(KN-23)を動員して射撃を行ったとされる。朝鮮中央通信は「割り当てられた方向および距離における異なる敵対目標を同時および順次に、個別または連合で打撃した」と主張した。

北朝鮮側は、有事の際に核反撃態勢に移行するシナリオに基づいて核反撃訓練を行ったと推測される。朝鮮中央通信は「いかなる核危機事態にも迅速に対応できる指揮・動員体制の信頼性が検証された」と評価した。北朝鮮国防省は「敵が高めている敏感な地域の軍事情勢変化に対処できる我が軍の迅速な対応態勢と能力を示す十分な実践的措置となるだろう」と述べた。

引用: ニュース1
引用: ニュース1

北朝鮮は小型化した戦術核「火山-31」をKN-23とKN-25に搭載し、戦術核ミサイルとして活用できると主張している。国民の力のユ・ヨンウォン議員は「戦術核爆弾搭載が可能なKN-23、KN-25の実射撃を公開し、核の脅威を示してきた」と述べ、「KN-25は200km地点に、KN-23は800km地点に着弾したが、これは韓国の前線と後方を同時に攻撃する能力を誇示しようとしているものだ」と分析した。

一般に「600mm超大型多連装ロケット砲」と呼ばれるKN-25をロシアに追加支援や輸出するための動きだとの見方も出ている。北朝鮮メディアは4日(戦車工場の現地視察)、7日(砲弾工場の現地視察)、8日(実射撃指導)と、3回にわたり金総書記が600mm超大型多連装ロケット砲システムを視察する様子を公開した。8日の実射撃時には、ミサイル総局長のチャン・チャンハ氏や国防科学院のキム・ヨンファン院長など、武器システム開発に関わる人物の同行が確認された。これは対南圧力とロシアへの武器支援を同時に狙ったとの見方が出ている中での動きである。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「妻が男?」噂にキレたマクロン、ついに“言論認証制度”導入へ…右派は独裁化と猛反発
  • 「え、沈まないの?」時速20kmで水上を走る“電動自転車”の仕組みとは
  • 「家族を失った10代少年に銃を持たせ」...アフガニスタンの“狂気の公開処刑”に8万人が拍手!
  • 刑務所が“宴会場”に?インド中央刑務所で受刑者パーティー流出、VIP特権とISIS関与が波紋
  • 「母を返す代わりに金を払え」AIアバター広告に怒号、喪失感を商売化する新時代か
  • 「伝説の人間洗濯機復活、価格6000万円の衝撃」東京でついに一般公開か

こんな記事も読まれています

  • 「マツダ2、静かな反撃」大改編なしで販売線図が動く、1.5Lが生んだ“逆転シナリオ”
  • ホンダ「反撃の狼煙」米国EV市場でRSXが逆襲へ
  • レクサスとトヨタ、韓国での売上高が急増中!一方、ホンダの現状は?
  • 「これじゃ本当に買えない!」ドイツの検査でテスラが”最多欠陥1・2位”を独占
  • 「妻が男?」噂にキレたマクロン、ついに“言論認証制度”導入へ…右派は独裁化と猛反発
  • 映画界の頂点を極めても、イラン政権には敵わず?巨匠パナヒが再び“体制の生贄”に
  • 5億円の“忘れ物”!?パリの屋敷で発掘されたルーベンス絵画、予想の3倍で落札
  • 新車が好き?若い女性だけ募集する資産家の“繁殖計画”…条件の意味不明さが破壊力抜群

こんな記事も読まれています

  • 「マツダ2、静かな反撃」大改編なしで販売線図が動く、1.5Lが生んだ“逆転シナリオ”
  • ホンダ「反撃の狼煙」米国EV市場でRSXが逆襲へ
  • レクサスとトヨタ、韓国での売上高が急増中!一方、ホンダの現状は?
  • 「これじゃ本当に買えない!」ドイツの検査でテスラが”最多欠陥1・2位”を独占
  • 「妻が男?」噂にキレたマクロン、ついに“言論認証制度”導入へ…右派は独裁化と猛反発
  • 映画界の頂点を極めても、イラン政権には敵わず?巨匠パナヒが再び“体制の生贄”に
  • 5億円の“忘れ物”!?パリの屋敷で発掘されたルーベンス絵画、予想の3倍で落札
  • 新車が好き?若い女性だけ募集する資産家の“繁殖計画”…条件の意味不明さが破壊力抜群

おすすめニュース

  • 1
    帰国できないロシア人モデル、“風紀違反”処分の裏で何が起きているのか

    気になる 

  • 2
    「カルシウムが届かない」専門家が警鐘、ホットチョコの糖分が骨を崩す

    健康 

  • 3
    「起動を許すな」英国で浮上した“強制アルコール検知”の現実味

    気になる 

  • 4
    「マツダ2、静かな反撃」大改編なしで販売線図が動く、1.5Lが生んだ“逆転シナリオ”

    フォトニュース 

  • 5
    「再生数のために“学校襲撃”を示唆」20歳男をFBI緊急拘束、SNS暴走が招いた異例の結末

    気になる 

話題

  • 1
    「性自認では罪は消えない」13歳少女を襲った男に“逃げ場なし”の実刑判決

    気になる 

  • 2
    ホンダ「反撃の狼煙」米国EV市場でRSXが逆襲へ

    モビリティー 

  • 3
    「食べていなくても太りやすい体に?」胎児期“ベーコン臭曝露”が将来の肥満を誘発

    健康 

  • 4
    レクサスとトヨタ、韓国での売上高が急増中!一方、ホンダの現状は?

    フォトニュース 

  • 5
    「え、沈まないの?」時速20kmで水上を走る“電動自転車”の仕組みとは

    IT・テック 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]