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2025年06月17日火曜日
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「NAVER WEBTOON」正式サービス開始から20年余りで米国株式市場に進出!驚きの企業価値

[アイニュース24 チョン・ユリム記者] アメリカのNASDAQ(ナスダック)市場への上場を推進しているNAVER WEBTOON(ネイバー・ウェブトゥーン)の企業価値が最大3兆7,000億ウォン(約 ...

辛ラーメンがアメリカのラーメンランキングで2位に…1位は日本の老若男女が知るあのラーメン

農心(NONGSIM)の「辛ラーメン」がアメリカのインスタントラーメンランキングで2位に輝いた。 農心は今後もアメリカを中心に海外市場を積極的に強化し、グローバルラーメンブランド「Nongshim」の価値を高めていくという。 アメリカの科学メディア「Study Finds」は14日「キッチンに常備すべきラーメン7選」を発表し、「辛ラーメン(*アメリカでは『Nongshim』)」が2位に選出された。 このランキングは「All Recipes」、「Consumer Report」、「BuzzFeed」など現地の10サイトの評価を総合した結果だ。 アメリカの消費者からは「辛ラーメン」のもちもちとした麺と辛いスープが高い評価を受けた。今回の調査で、「辛ラーメン」は韓国メーカーの中でもっとも高い順位を記録した。 特に「旨味の効いた辛いスープとかやくの多さ、もちもちとした麺の調和がよい」、「辛いスープのおかげでラーメンをゆっくり食べても麺がふやけない」というポジティブな評価が多かった。 農心はアメリカの韓国ラーメンブームを牽引している。今年の第1四半期の海外業績も好調で、同期間の売上高8,725億ウォン(約990億円)の内、海外売上が3,292億ウォン(約375億円)を占めた。これは前年同期(3,249億ウォン・約370億円)に比べ1.32%上昇した。 昨年、農心のアメリカ法人の「辛ラーメン」の売上は前年比19%増となり、海外売上増加分全体の約半分を占めた。 韓国では「辛ラーメン」に続き、オットゥギ(OTTOGI)「ジンラーメン」が7位にランクインした。 「ジンラーメン」は、「滑らかでもっちりとした麺はレストランに匹敵するレベル」とし、「最高のインスタントラーメンの1つに挙げることができる」と好評だった。 一方、今回のランキングでは日本のインスタントラーメンが上位に大量に名を連ねた。1位に選ばれたのは「サッポロ一番(*アメリカでは『Sapporo Ichiban』)だ。 以下、日清がアメリカで販売する「Top Ramen CHIKEN」と東洋水産の「Maruchan」がそれぞれ3位、4位にランクインした。 その他、5位はインドネシアの「Indomie Instant Noodles」、6位はアメリカの「Mike’s Mighty Good」という結果となった。

Hashedとオアシスが報告書を発表、日本のブロックチェーン政策を評価

ブロックチェーン投資会社「Hashed」が、日本のゲーム専門ブロックチェーンネットワーク「オアシス(Oasys)」と共同で報告書を発行した。ハッシュドとオアシスは、日本政府のブロックチェーン関連政策へ ...

前方連関を促進!インドネシア政府、銅輸出関税の延長を決定

インドネシアが銅の輸出関税を延長する。ジョコ・ウィドド大統領のダウンストリーム(前方連関)をサポートするという意志が反映された結果と見られる。フェブリオ・ナタン・カチャリブ財務省の財政・政策局長は6日 ...

コロンビア、石油盗難により5年間に約1483億円の損失…環境問題と補助金喪失が財務状況を悪化させる

コロンビアが石油製品の盗難により、過去5年間で約1483億円の損失を被ったことが明らかになった。6日、韓国の対外経済政策研究院によると、コロンビアの国営石油会社「エコペトロール(Ecopetrol)」 ...

タイSEC、初のビットコインETFを機関投資家向けに承認…デジタル資産の投資利点を強調

タイ証券取引委員会(SEC)が初のビットコイン上場指数ファンド(ETF)を承認した。ただし、大口資産家と機関投資家だけに投資を許可した。9日、関連業界によると、タイ証券取引委員会は、ワン・アセット・マ ...

韓国アイドルの美しさを手に入れる?日本で大人気の韓国コスメが牽引する第4の韓流ブーム

「この化粧品を使えば韓国アイドルのように美しくなれるかもしれない」これは日本の化粧品販売現場でよく聞かれる言葉だ。日本の10~20代の韓国化粧品への愛情は熱い。リーズナブルな価格、良い品質、美しいパッ ...

韓国文化の台頭!K-popブームとの相乗効果で辛ラーメンがラーメン市場で大成功

米国の経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は農心(ノンシン)新ラーメンの国際的な成功を取り上げた。農心が韓国文化の世界的な人気を背景にラーメン市場で大きな成功を収めていると報じた。 ...

仮想通貨「ドージコイン」の顔…世界中で愛された柴犬・かぼすが天国に旅立つ

仮想通貨「ドージコイン」のアイコンモデルでインターネットミームでも話題になった柴犬「かぼす」が18歳でこの世を去った。引用:飼い主である佐藤敦子氏のブログかぼすの飼い主である佐藤敦子さんは、24日に自 ...

2023年スマートフォン売上高TOP10を発表!AppleがTOP7まで独占

2023年にはどんなスマートフォンが世界的にヒットしたのか、ある調査会社が売上高トップ10の機種を発表した。 引用:AI生成画像/ Dali3*この画像は記事の内容とは一切関係ありません。 香港に本社を置く調査会社「Counterpoint Technology Market Research」のレポートによると、2023年のスマートフォン売上高トップ10機種の内、AppleのiPhoneがトップ7を占め、スマートフォン市場で確固たるポジションにあることを証明した。また、サムスン電子のGalaxy3機種が、その後を追った ◈ トップ10の順位は以下の通りである。 1. iPhone 14 2. iPhone 14 Pro Max 3. iPhone 14 Pro 4. iPhone 13 5. iPhone 15 Pro Max 6. iPhone 15 Pro 7....

「これが広告収益の36%?」デフォルト検索エンジン化のためGoogleが4兆円以上を費やし大半がAppleに…

Googleは、自社の検索エンジンをiPhoneのデフォルト設定にするために、2022年にAppleに200億ドル(約3兆1,400億円)を支払ったことが明らかになった。Bloomberg、AP通信な ...

「LINEヤフー事態」を踏まえた韓国のAIエコシステムの新たな課題…プラットフォーム規制と国家競争力のバランス

韓国で今月30日に開会する第22回国会を前に、政府と国会内外でプラットフォーム規制論が再び浮上している。最近の「LINEヤフー事態」などを通じて、韓国国内プラットフォームへの関心が高まっている中、早急 ...

テスラで続く大規模解雇、従業員は『イカゲーム』のような緊張感に苛まれる

テスラが大規模な解雇を1か月以上進めている中、従業員たちは「薄氷を踏んでいるような感覚」で不安に怯えていると、ブルームバーグ通信、CNBCなどの外国メディアが報じている。報道によれば、テスラのイーロン ...

アメリカが中国産黒鉛に対する規制を2年猶予…中国依存度が97%の韓国に朗報

アメリカ政府は、中国産の黒鉛を使用した二次電池に対しても2026年までインフレ抑制法(IRA)の補助金を支給することを決定した。この決定に韓国の産業通商資源部は、韓国企業が規制に対応する時間を確保でき ...

金市場での中国のプレゼンス拡大、世界的な不確実性の中での安全資産へのシフト

「今日の金相場(金価格)」の動きが普通ではない。最近、中国の投資家や中央銀行が金に対する関心を大幅に増やしており、金市場での中国の影響力が顕著に増加している。これは、世界的な地政学的緊張状況と金融市場 ...

Googleが競合他社Appleに巨額を支払う!驚きの金額とは?

2022年だけで、グーグルがアップルに200億ドル(約3兆634億円)を支払ったことが明らかになった。 引用:連合ニュース グーグルは、iPhone、iPad、MacのSafariブラウザのデフォルトの検索エンジンをグーグルに設定するための取引金額として、2022年にアップルに200億ドルを支払ったと、ブルームバーグ通信は1日(現地時間)に報じた。 これは、グーグルが米国司法省との独占禁止訴訟で最近提出した裁判文書により明らかになった。 世界の検索市場シェアが90%以上のグーグルは、検索市場の独占禁止法違反の疑いで裁判を受けている。米国司法省は、グーグルが検索市場を独占していると主張している。 グーグルとアップルが結んだ検索エンジン契約は、裁判の主要な争点である。昨年11月の訴訟文書を通じて、グーグルが2022年にSafari(アップルが開発したウェブブラウザ)で行われた検索収入の36%(200億ドル)に相当する金額をアップルに支払ったことが明らかになった。 引用:アップル 公式サイト グーグルは2002年からアップルデバイスのデフォルトの検索エンジンとして使われている。両社は契約内容について、何度も再交渉したことがある。 アップルとグーグルは契約条件を非公開にしようとしていたが、グーグルが毎年巨額をアップルに支払っていることは既に知られていた。 一方、マイクロソフトのCEO、サティア・ナデラは昨年10月に、アップルとグーグルの合意がBingなど他の検索エンジンとの競争を不可能に作っていると主張したことがある。 グーグルはほとんどの国における、アップルデバイスのデフォルトの検索エンジンに設定されている。ユーザーは、自分の好みでYahoo、Bing、DuckDuckGo、Ecosiaなどに変更することができる。 もしグーグルが独占禁止訴訟で敗訴した場合、アップルとの契約が解約する可能性もある。判決は今年末に出る予定だ。

SKとNvidia、HBM市場での覇権争い激化…シリコンバレーでの戦略会議

SK・NVIDIAの代表面談HBMの主要な取引先を確保追随するサムスン電子を意識 最近、SKグループのチェ・テウォン会長が自身のInstagramに投稿した写真が業界の注目を集めている。 チェ会長は先月24日(現地時間)にアメリカのシリコンバレーを訪問し、NVIDIAのジェンソン・フアンCEOと面談した。 SKハイニックスは、NVIDIAが製造する先端人工知能(AI)半導体に投入される高帯域幅メモリー(HBM)部品の主要な供給会社として知られている。チェ会長はこの面談を自身が直接公開し、話題を集めた。 半導体業界では「サムスン電子が開発したHBM新製品がNVIDIAに供給される可能性があるとの推測が相次いで出ている中、SKハイニックスがNVIDIAのHBM主要供給者の地位を維持するための協力策を議論するために、チェ会長が直接シリコンバレーを訪れたのではないか」との分析が出ている。 この日、チェ会長が自身のSNSに投稿した写真を見ると、フアンCEOはチェ会長に贈ったNVIDIAの紹介パンフレットの最初のページに「トニー(チェ・テウォン会長の英語名)、人類の未来とAIを作る我々のパートナーシップのために」という文章とともにサインを残した。チェ会長はフアンCEOとの面談を「革新の瞬間」と表現した。 テク業界関係者によると、チェ会長は4月の第4週初めにシリコンバレーを訪れ、現地のテク企業のCEOたちと面談したと伝えられている。シリコンバレーに住んでいるあるテク企業の職員は、数十人のスタッフをつれたチェ会はがシリコンバレー各地を見学したと語った。 半導体業界では、NVIDIA以外にもチェ会長がHBMの技術と競争力を競っているサムスン電子を全面的にけん制するために、複数のテク企業との面談を進めている見ている。 先日、フアンCEOは、今年3月アメリカ・サンノゼで開催された年次開発者カンファレンス「GTC 2024」に参加し、「サムスン電子のHBM製品をテストしている」ということを記者に公開し、サムスン電子のブースに寄って、最新のHBM製品に「ジェンソンが承認した」というサインを残したことで、サムスンとの協力を期待する人々が増えた。 これまでの半導体市場では、HBM供給は事実上SKハイニックスが独占しており、サムスンという競争会社ができたことで業界では緊張感が高まっているとの意見が大半を占めている。 半導体業界のある関係者は、「SKグループのチェ・テウォン会長が直接前に出て、積極的に覇権を握っていることから、HBMが半導体業界の次世代産業であることを意味する」と説明した。 この日のGTC 2024でジェンソン・フアンがサムスンを言及すると、株価が5%上昇するなど、NVIDIA代表の動きが注目されている。サムスン電子は、このカンファレンスでHBM3E 12段の実物製品を発表し、SKハイニックスの追いつきを見せた。 ハン・ジョンヒサムスン電子副会長(DX部門長)は、「既存のサムスン電子が求めるビジネスの競争力を継続的に強化し、未来のキーワードであるAI、顧客体験、ESG(環境・社会・ガバナンス)の面も革新を続けるために努力する」とし、「様々な新製品を発表し、新ビジネス、新たなビジネスモデルを早期に見つけ出せる組織と推進体制をさらに強化していく」と業界の注目に応えた。 さらに、先月23日にサムスン電子は、上半期に量産予定のHBM3E 12段DラムをAMDに供給することを発表した。先にサムスン電子は、2月にHBM3E 12段のサンプルを複数の顧客に提供したことがある。供給規模は約30億ドル(韓国ウォンで約4兆1,340億ウォン)(約3420億円)。サムスン電子は、HBMの購入代金としてAMDのグラフィックスプロセッサ(GPU)を購入することになったが、具体的なGPU製品や数量規模は確認されていない。 4月26日基準、SKハイニックスの株価も強気を示している。その背景には、第1四半期の市場予想を上回る好成績の達成が挙げられる。 韓国取引所によれば、この日の午後2時45分現在、前日比6,500ウォン上昇し、3.81%増加した。取引額は177,100ウォンで取引されている。 一部では、「18万ニクス」を突破するほどの勢いと評価する。 SKハイニックスは、今年第1四半期の連結ベースの営業利益が2兆8,860億ウォンを達成し、昨年の3兆ウォン台の営業赤字から黒字転換を達成したという暫定集計が前日に公表された。該当数値は、市場コンセンサス(基準値)を約50%上回る好成績と報じられた。

マクドナルドのメニュー価格調整…平均2.8%上昇

韓国のマクドナルドは来月2日から一部メニューの価格を調整すると26日に発表した。 今回の価格調整は、全商品の22%にあたる16品目だけが対象に行われる。メニューごとの価格は最低100ウォン(約11円)から最高400ウォン(約45円)上がり、全体の平均上昇率は約2.8%である。 マクドナルドの関係者は「原材料の価格や物流費、人件費などのコスト上昇により、やむを得ず価格調整を行うことになったが、顧客の負担を軽減するために価格調整する品目と規模を最小限にするなどの努力をした」と説明した。 バーガー単品メニューの中で、ハンバーガー、チーズバーガー、ダブルチーズバーガー、トリプルチーズバーガーはそれぞれ100ウォン(約11円)上がり、ブルゴギバーガーは300ウォン(約34円)、エッグブルゴギバーガーは400ウォン(約45円)上がる。人気メニューのビッグマックとマックスパイシーシャンハイバーガーの単品価格は変動しない。 ただし、ビッグマックとマックスパイシーシャンハイバーガーの単品価格は凍結される。子供向けメニューの「ハッピーミール」とマックカフェメニューの価格も全て維持される。 マクドナルドの価格上昇は6ヶ月ぶりだ。昨年11月2日には13品目のメニュー価格を平均3.7%値上げし、昨年2月にも一部メニュー価格を平均5.4%値上げしたことがある。

「素晴らしいとの噂聞きつけ」SSG.COM訪れたカナダの貿易使節団

韓国のEコマース企業SSG.COMは、カナダ国際貿易省とフードテックおよび農業・食品分野17社の関係者で構成された貿易使節団が22日午後、ソウル中区黄鶴洞 (ファンハク洞)に位置するイーマート(Emart)店内の「EOS(Emart Online Store)清渓川店」を訪れたと23日に明らかにした。 カナダの貿易使節団は、韓国の流通市場についての理解を深めるために訪問し、イーマートの販売スペースと物流拠点を組み合わせて運営している都市型ハイブリッド物流施設を見学した。特にオンライン顧客が食料品を注文する際、1500坪の自動化設備を通じて商品のピッキングと梱包が行われ、指定した時間に迅速に配達を受け取る点を高く評価した。また、SSG.COMの関係者とカナダ産商品の拡大方向についての意見も交わした。 SSG.COMのチェ・フンハク営業本部長は、「昨年11月にカナダの農業農食品省長官の訪問に続き、今回の経済使節団が訪問したのは、韓国のEコマース業界でSSG.COMが先導的な役割を果たしているからだ」と述べ、「今後、顧客が信頼して購入できる優れた品質のカナダ産商品を紹介する予定だ」と語った。

韓国の高級ブランドは一斉に値上げ、一方で日本は価格凍結!ユニクロに訪日客が急増

今年、韓国の高級ブランド業界が一斉に値上げ円安が続く中でも、日本の価格は、価格凍結SPAブランド「ユニクロ」に来店する訪日客が急増 不況が続く中でも、韓国の高級ブランド業界は、一斉に値上げに踏み切った。 先月15日、高級ブランド業界によると、LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)グループの傘下にある、イタリア発の高級ブランド、フェンディ(FENDI)は、今年二度目の値上げを行った。 同社は、韓国で人気の高い主要商品に対し、それぞれ5%程度の値上げを行った。同社の代表的な商品と言われる「ピーカブー ISeeU プチセレリアバッグ」は、604万ウォン(約67万8000円)から625万ウォン(約70万2000円)へと、3.5%程度値上がりし、「ピーカブー ISeeU スモールセレリアバッグ」は、753万ウォン(約84万6000円)から790万ウォン(約88万7000円)へと、4.9%値上がりした。 また、代表的な高級ブランドとして、その頭文字を取り、いわゆる「エルシャ」と呼ばれるエルメス・ルイヴィトン・シャネルも、今年、一斉に値上げを発表した。 高級ブランド業界で値上げが続く理由は、景気が停滞しているにもかかわらず、高級ブランド品の人気が依然高いからだ。 業界関係者は「高級ブランド品の場合、一部、ブランドロイヤルティが高い客の需要に支えられ、一定水準の売上を維持できる傾向がある」とし、「値上げに敏感に反応する客もいるが、売上に大きな影響はない」と説明した。続いて「そのため、足元の景況感に左右されずに、高級ブランド品の値上がり傾向は、韓国にとどまらず、世界中に広がると思う」と予想した。 そのため、約34年ぶりの円安水準を更新し、高級ブランド品の価格が比較的に安くなった日本に、韓国をはじめとする海外各国から買い物客が殺到している。 先月17日(現地時間)、米誌「ブルームバーグ」によると、日本の高級ブランド市場は、円安にもかかわらず、数多くのブランドが日本市場で値上げを行わなかったため、韓国やアメリカ、ひいてはヨーロッパよりも日本での価格がかなり安くなっている。 スポーティな高級ブランドの代名詞ともいえる、タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフは、日本では、免税価格で78万5,000円で購入することができる。同商品をニューヨークで購入すると、販売価格は6,450USドル(約99万8000円)となり、日本での購入価格と比べると、約1,350USドル(約20万9000円)も高い。 人気の高いシャネルのクラシックラムスキンブラックバックは、アメリカでは11,700USドル(約181万1000円)で購入できるが、日本では1万277USドル(約159万1000円)で購入できる。日本では、同じ商品でも価格差が約22万円もあり、かなりお得できるわけだ。 人気の高級ブランド、カルティエのブレスレット、バーバリーのトレンチコート、クリスチャンディオールの靴、プラダのサングラスなどの商品も、やはり日本で購入したほうが、韓国・ヨーロッパ・アメリカよりも数百USドルほど安く購入できる。 独ベルリン出身の留学生、キアラ・ランビア(26)は、高級ブランドショップが並ぶ銀座地区を訪れ、キャリーケースを2つも引きながら、朝から夜遅くまで洋服やバッグなどのお買い物に出かけた。 彼女は「日本は物価が高いと言われ、心配していたが、実際に来てみると、全く高いと思わなかった」とし、「来る前に調べてドイツよりも安いものをリストアップしてきたが、色々と買い過ぎてキャリーケースがもう一つ欲しいくらい」と話した。過去、円高が進んだときは、ヨーロッパに比べ、物価が高かったが、今や状況が完全逆転した。 日本では、高級ブランド品にとどまらず、SPAブランドのユニクロも好調が続いている。 12階建てフロアすべてがユニクロのユニクロ銀座店は、セール期間中でないにもかかわらず、観光客らがそれぞれお買い物カゴいっぱいに商品を詰め込んでいた。 日本のメディアによると、中国や韓国などのアジア諸国をはじめ、アメリカ、ヨーロッパなどのさまざまな国の観光客らが、安い価格を求め、日本の代表ブランド、ユニクロに来店しているという。 試着室やレジ前には、長い行列ができ、店員はそれぞれ免税情報とともに特典を説明していた。 その店舗では、5,000円以上を購入すると消費税が免税され、より安く購入できることから、訪日客らから高い人気を得ているという。 同社は、日韓関係悪化による不買運動で、大きな打撃を受けていた。 しかし、今年は、訪日客の来店殺到により、営業利益が大幅改善すると見られる。

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