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道路に散乱した20万円を拾い持ち主に返した市民…心温まるハルビンでの出来事

川田翔平 アクセス  

道路に散らばっていた現金約20万円を拾い、持ち主に返した市民の心温まる話が話題になっている。

中国メディアの「光明網」は今月1日(現地時間)、先月末に中国ハルビン市平房区で、走行中の車両のトランクが故障し、現金の入ったバッグ3つが道路に落ちた事故を伝えた。

当時、通りかかった男性は「道路の真ん中で何人かが何かを拾っているのが見えたので、道路脇に車を停めて見てみた」状況を説明した。

男性は「近づいてみると、大量の紙幣と硬貨が地面に散らばっていた」とし、「紙幣は10メートル以上の範囲にわたって飛び散っていた」と述べた。

続けて、「誰かが誤ってお金の入ったバッグを落としたようで、持ち主に返せるようにお金を拾って入れなければならないという考えしか浮かばなかった」と語った。

実際に男性と通行人たちは、車車から落ちたと思われる紙幣や硬貨を集め、バッグに詰め始めた。バッグの中には地面に落ちていない紙幣も含まれていた。

そのとき、バンに乗った2人の男性がやって来て、自分たちがバッグの持ち主だと主張した。

彼らは「車のトランクが故障してきちんと閉まらず、この道路を通る際にトランクの中にあったお金のバッグが落ちたようだ」と述べ、「バッグの中には1万人民元(約20万円)が入っていた」と訴えた。

また「お金がなくなっていたら、今日一日の商売が台無しになるところだった」と語り、「拾ってくれて本当に感謝している」と述べた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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