メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

逆アルビノ?南極に全身黒塗りペンギン出現、20万羽に1羽の突然変異体、その驚くべき姿とは

平野大地 アクセス  

体全体が黒い毛で覆われたペンギン

引用:Instagram@yves_adams
引用:Instagram@yves_adams

背中が黒い毛、腹が白い毛という特徴を持つペンギンは、その姿が白いシャツにタキシードを着たように見えることから「南極の紳士」という愛称で知られている。しかし、南極付近の島で全身が真っ黒な毛で覆われた珍しいペンギンが発見され、注目を集めている。

英国のメディア「インディペンデント」によると、ベルギー出身の野生動物写真家イヴ・アダムス氏が、今月初めに南極海の英国領サウスジョージア島を訪れた際、非常に珍しいペンギンを発見したという。

アダムス氏は「南極探検を始めた今冬、全身が黒いキングペンギンを発見した」と述べ、1枚の写真を公開した。その写真には、くちばしを除いた体全体が濃い黒色で覆われたペンギンの姿が写っていた。

メラニンが過剰に生成され、毛が黒く変化する遺伝子の異常

全身が黒い毛で覆われており、まるで黒い絵の具で塗られたかのような見た目をしている。キングペンギンは、皇帝ペンギンに次ぐ大きさを持つペンギンの一種で、主に南極周辺に生息している。

アダムス氏は、「最初にブラックペンギンを発見したのは今回の探検の同行していた仲間の一人で、その後、私が現場に駆けつけて撮影した」と説明した。また、「数十万羽のペンギンが集まる群れの中で、ブラックペンギンはたった一羽しかいなかった」と語った。

この黒いペンギンは、遺伝子変異による黒色症、いわゆるメラニズムを持っていると推測されている。メラニズムとは、動物の体内に存在する色素であるメラニンが過剰に発現し、皮膚や体組織、毛などが黒く変化する現象を指す。この現象は、メラニン色素が欠乏して全身が白くなるアルビニズム(白色症)の正反対にあたるものだ。

メラニズムを持つ動物は珍しいものの、自然界で発見されることがある。代表的な例として知られるのが、ブラックパンサーと呼ばれる黒ヒョウだ。ただし、鳥類や哺乳類でメラニズムが確認されるケースは非常に稀である。

アダムス氏は、「ブラックペンギンのような例は非常に珍しく、これに関する研究はほとんど進んでいない」とし、「ブラックペンギンは、その体の色から氷上や水中で捕食者に見つかりやすい可能性がある」と指摘した。

氷河に囲まれた南極の海で、シャチやアザラシなどの捕食者から身を守るため、ペンギンの腹部にある白い毛は重要な役割を果たしている。しかし、メラニズムのペンギンは全身が黒いため、氷河と対照的になり、捕食者に見つかりやすくなるとされている。

最後にアダムス氏は「遠くから見ると非常に濃い黒色に見えるが、近くで観察すると、首と腹の羽毛に濃い緑色が混じっているのが分かった」と語った。また、「ペンギンの群れはブラックペンギンを完全に仲間として受け入れているようだった」と伝えた。

平野大地
CP-2023-0235@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[おもしろ] ランキング

  • 「モアイ石像の運び方はこれだった!」イースター島の巨大石像、「ひょこひょこ歩くように」運ばれたことが実験で判明
  • 「キノコ×コーヒー!?」チーズアメリカーノにポルチーニ茸…“新感覚コーヒー”が中国カフェ界に旋風!
  • 「魚買うなら口の中も要チェック!」思わぬ“おまけ付き”に購入者も仰天
  • 「うちの犬、ちゃんと元気?」心配して夫に聞いたら、返ってきたのはまさかの写真
  • 「ここが私の家でいいんですよね?」保護された野良子猫、1週間後に見せた“劇的な変貌”
  • 救助隊と警察が総出動! 森に響いた切迫した“救助要請”、駆けつけてみれば「ひとりコンサート」で一同唖然

こんな記事も読まれています

  • 「センチュリー新章」トヨタが“2ドアクーペ”を予告!伝統フラッグシップが大胆変貌
  • 「ファイナルエディション」フォルクスワーゲン、トゥアレグ内燃機関モデルに幕…次期「ID.トゥアレグ」で電動時代へ
  • 【限定モデル】メルセデス・ベンツ、“LoL世界大会15周年”を祝う「特別CLA」を公開…王者たちの名を刻む
  • 【ポルシェ】次期718ケイマン/ボクスター、EV計画を延期…内燃機関モデルが復活へ
  • 【黒い思惑】旧ソ連時代に沈没した原潜「K-27」・「K-159」、ロシアが海底から引き揚げへ
  • 「私の代わりに働いて」…妻になりすまし、2か月間“病院勤務”した移民男性 患者にバレてあえなく御用!
  • 亡き飼い主を待ち続け、“毛の塊”に閉じ込められたシーズー…歩くこともできなかった犬に、3人の獣医が起こした奇跡
  • 【衝撃映像】高速道路でタンクローリー横転→“無料ガソリン目当て”の群衆が爆発に巻き込まれ、30人死亡

こんな記事も読まれています

  • 「センチュリー新章」トヨタが“2ドアクーペ”を予告!伝統フラッグシップが大胆変貌
  • 「ファイナルエディション」フォルクスワーゲン、トゥアレグ内燃機関モデルに幕…次期「ID.トゥアレグ」で電動時代へ
  • 【限定モデル】メルセデス・ベンツ、“LoL世界大会15周年”を祝う「特別CLA」を公開…王者たちの名を刻む
  • 【ポルシェ】次期718ケイマン/ボクスター、EV計画を延期…内燃機関モデルが復活へ
  • 【黒い思惑】旧ソ連時代に沈没した原潜「K-27」・「K-159」、ロシアが海底から引き揚げへ
  • 「私の代わりに働いて」…妻になりすまし、2か月間“病院勤務”した移民男性 患者にバレてあえなく御用!
  • 亡き飼い主を待ち続け、“毛の塊”に閉じ込められたシーズー…歩くこともできなかった犬に、3人の獣医が起こした奇跡
  • 【衝撃映像】高速道路でタンクローリー横転→“無料ガソリン目当て”の群衆が爆発に巻き込まれ、30人死亡

おすすめニュース

  • 1
    【緊急事態】バングラデシュ最大空港で火災発生…6時間ぶりに運航再開、被害総額は1500億円規模

    ニュース 

  • 2
    「翼幅42m、B-21級!」中国超大型ステルス無人機「GJ-X」、初飛行で偵察・攻撃能力を誇示!

    ニュース 

  • 3
    BOYNEXTDOOR、新作『The Action』で驚異の初日売上63万枚!海外ファンも熱狂

    smartnews 

  • 4
    登録者数187万人のYouTuberを出演者が告訴…望まぬ暴露で“双極性障害”に

    smartnews 

  • 5
    「優秀な白人のみ必要」...米国発“新ナチス武闘集団”がカナダで急拡大!カナダ当局「国家安全保障の脅威」として注視

    ニュース 

話題

  • 1
    女優シン・ジュア、結婚後初のドラマ復帰でリアルな本音を告白「ブランクで演技に飢えていた」

    smartnews 

  • 2
    EXO・シウミン、ソロで魅せる新たな一面…新曲「Overdrop」で魅せるセクシーな圧巻パフォーマンス

    smartnews 

  • 3
    【止まらぬ挑発】米日比の共同演習中に...中国、スカボロー礁に“ブイ構造物”設置し、“独自訓練”実施!

    ニュース 

  • 4
    「自分の結婚式より泣いた」人気旅行系YouTuberの“愛の誓い”に涙を流す人続出

    smartnews 

  • 5
    「米国の前では強がっていたが...」中国、貿易戦争直撃で“GDP成長率4.8%”に失速...習近平の“強国夢”揺らぐ

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]