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「厨房エリアでみだらな行為」スイス航空機内動画が流出、処分されるのは撮影者?行為者?航空法の「盲点」も明らかに

平野大地 アクセス  

機内で性行為を行う動画が流出

航空機内での性行為を撮影した動画が流出し、物議を醸している。

インド紙「フリープレス・ジャーナル」の7日付の報道によると、先月、スイス・インターナショナル・エアラインズ(旧スイス航空)のバンコク発チューリッヒ行きLX181便で、ファーストクラス付近の厨房エリアでカップルが性行為に及んだと伝えた。

同紙によると、その様子は機内の操縦室に設置された監視カメラに映されていたが、リアルタイムの映像表示のみが可能で、後で視聴するための録画機能は備わっていなかった。しかし、ある乗務員が携帯電話で監視カメラの映像を撮影し、流出させたとみられる。これを受け、航空会社は「プライバシー侵害」に関する調査に着手したという。

撮影した乗務員を処分…

英紙「デイリー・メール」によると、航空会社の弁護士は「明確な同意なしに人を撮影し、その映像を公開する行為は、当社の指針や価値観に反し、規定違反に該当する」と述べた。また、「録画するのではなく、乗務員が直接(性行為を)止めるべきだった」とも指摘した。

航空会社側は「映像を撮影し流出させた従業員を処分する方針」としながらも、「機内でのこうした行為(性行為)は容認できない」と、性行為に及んだカップルの行動も非難した。

なお、機内での性行為を罰する法律は国内外に存在しない。ただし、2008年にシンガポール航空が「ファーストクラスであっても機内での性行為は禁止」という規定を設け、話題を呼んだことがある。

機内で性行為が発覚した場合、航空機が通過する領土や領海に属する国の法律が適用される。韓国の航空会社の場合、刑法の公然わいせつ罪と航空法第73条の3(他の旅客に迷惑を及ぼす行為の禁止)が適用される。これに違反した場合、500万ウォン(約53万円)以下の罰金が科される。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

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