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トイレより汚いかもしれない…飲食店で見かける「箸入れ」の意外な細菌リスク

平野大地 アクセス  

飲食店の約6割で使用されている箸入れは、テーブルの隣に設置されており、食器を迅速に準備できるだけでなく、落とした場合でも店員を呼ぶ手間が省けるため、客にも店側にも便利な仕組みだ。

しかし、この箸入れには致命的な欠点がある。それは衛生面の問題だ。誰でも蓋を開けて触れることができるため、手を洗わずに触れた場合、細菌が繁殖するリスクがある。

2020年に行われた新型コロナウイルス流行時の研究によれば、このウイルスは金属、ガラス、プラスチックなどの硬い表面で最大9日間生存する可能性があることが分かった。咳を手で押さえた後に箸を触れることで、細菌が箸を介して移る可能性があると専門家は指摘している。そのため、新型コロナ感染拡大防止策の一環として、箸を個別包装して提供する方法が提案されていた。

現在、新型コロナの感染拡大は落ち着いているものの、箸入れの衛生に関する議論は依然としてオンラインコミュニティで活発に交わされている。

ネットユーザーは、、「店の前でタバコを吸った後、手を洗わずに箸を取る」、「一度取った箸を戻す」、「鼻をかんだ手で箸を触る」など、さまざまな体験談を共有している。さらには、トイレ使用後に手を洗わずに箸入れに触れる客がいたという衝撃的な報告も寄せられている。

一方で、「そこまで気にしていたら外食できない」、「公共交通機関のほうがよほど危険だ」、「スマートフォンのほうが汚い」といった、過剰反応だとする意見も挙がっている。

平野大地
CP-2023-0235@fastviewkorea.com

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