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「極度の不安で我慢できなかった」旅客機の非常口を無断開放、翼の上で電話する女性が撮影される

平野大地 アクセス  

飛行機に搭乗していた乗客が非常口を開け、翼の上に立つ姿が捉えられた。

先月30日(現地時間)、英紙「メトロ(Metro)」の報道によると、22日午後5時頃、米国ウィスコンシン州ミルウォーキー発シアトル・タコマ国際空港行きのアラスカ航空ボーイング737マックス8型機で、女性乗客が非常口を開け、機体の翼上を歩く姿が確認された。

他の乗客が通常通り降機している最中に起きた出来事だった。女性は翼上で空港地上スタッフに向かって2度手を振り、電話で誰かと話しているような様子も見られた。約1分30秒後、機内乗務員が女性を発見し、声をかけるとともに救助隊に支援を要請した。

救助隊が現場に駆けつけ、梯子を使って女性を安全に地上へ降ろしたのは、女性が翼に上がってから約11分後だった。その後、女性はシアトル港湾危機対応チームの指示で病院に搬送された。

「着陸中に極度の不安を感じた」

女性は救助隊と警察に対し、「着陸中に極度の不安を感じ、非常口から早く脱出しようとした」と説明した。警察は、女性が精神的に不安定な状態で、療的ケアが必要と判断したと報告した。

一方、アラスカ航空は「一部の乗客が若干の混乱を引き起こしたが、安全に対処された」とコメントした。

女性が翼に出る様子を捉えた防犯カメラ映像に対し、ネットユーザーからは「非常口席の選定基準を厳格にすべきだ」、「飛行中だったら大惨事だった」、「早急な治療が必要そうだ」、「閉所恐怖症の可能性もある」などの反応が寄せられた。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

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