メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「唇を大きく、耳は小さく」中東のラクダ美人コンテストで横行する美容整形、動物虐待との批判が相次ぐも今年も開催へ

平野大地 アクセス  

サウジアラビアで毎年開催されるラクダの美人コンテストに関する報道を受け、ボトックスなどの美容施術を受けた約40頭のラクダが失格となった過去の事件が再び注目を集めている。

ラクダの美人コンテストで毎年話題を呼ぶ「アル・ダフラ祭り」が今月10日から12日まで開催される予定だ。こうした中、最近様々なオンラインコミュニティやSNSでは、ラクダの美人コンテストに対する批判が相次いでいる。

ネットユーザーは、コンテストに出場させるためにラクダの顔に化粧を施す行為が続いていると指摘し、これは動物虐待に該当すると批判している。そして、2021年に世間を震撼させた事件が再び注目を集めている。

ボトックス注入や筋肉増強のためのホルモン剤

2021年12月、サウジアラビアで開催されたラクダの美人コンテストで、ボトックスなどの美容施術を受けた43頭のラクダが失格処分を受けるという事態が発生した。

リヤド北東部の砂漠で1ヶ月間開催された「キング・アブドゥルアジーズ・キャメル・フェスティバル」で第6回ラクダ美人コンテストが行われ、多くのラクダ飼育者が参加した。巨額の賞金が懸けられていたためだ。飼育者たちは、6,600万ドル(当時の日本円で約84億円)に上る賞金を巡って競い合った。

審査員はラクダの頭、首、こぶの形、装飾、姿勢などを基準に評価を行う。鼻は大きく耳は小さく、首と脚は長く、こぶのある背中の後部は人を乗せやすい形でなければ高得点を得ることはできないとされる。そのため、一部の飼育者は審査員の目を引くためにラクダの顔に化粧を施したり、ボトックス注射でラクダの唇や鼻を膨らませたり、筋肉を増強するためにホルモン剤を投与したり、ラクダの顔にフィラーを使用したりすることもあった。

コンテストに参加するラクダへの美容目的での施術は厳しく禁止されている。そのため、美容施術を受けた43頭のラクダは全て失格処分となった。これはコンテスト史上最多の失格頭数だという。主催者側は美容目的の施術を不正行為とみなしているが、高額な賞金により競争が過熱し、美容整形の問題は続いている。2018年にもラクダの美人コンテストで、ラクダの唇と顎にボトックスを注射した12人の飼育者が失格となる事態があった。

ネットユーザーからは「ラクダがかわいそう」、「明らかな動物虐待だ」、「ラクダが美しくても何の意味もない」といった声が上がっている。

平野大地
CP-2023-0235@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 体液付き下着までネットで販売、異常な行動次々…タイでHIV“故意感染”疑惑
  • 「爪で軽くタッチして2万円」、米セラピーに利用者が列を作る
  • 東京、世界経済の頂点へ返り咲く!ニューヨークを押さえ圧巻の1位
  • “チンパンジー戦争”の本当の狙いは繁殖?…戦後、出産数が2倍に
  • 14kgスルッと落ちた?ネズミ50匹まで食べた中国女性の35日
  • SNS映え欲求が命取りに?欧州で危険遊びが再燃

こんな記事も読まれています

  • 「スーパーカーはいらない」、Z世代女性スター4人が“毎日SUV”を選んだ理由
  • 米国でマツダ“本気EV”が出現、世界市場巻き返しの狼煙
  • ハンドルが震えた瞬間、それは“危険信号”走行中の異常振動に要注意
  • トヨタは本当にやった、電動ピックアップで“実用性の壁”突破
  • 体液付き下着までネットで販売、異常な行動次々…タイでHIV“故意感染”疑惑
  • 「爪で軽くタッチして2万円」、米セラピーに利用者が列を作る
  • 東京、世界経済の頂点へ返り咲く!ニューヨークを押さえ圧巻の1位
  • “チンパンジー戦争”の本当の狙いは繁殖?…戦後、出産数が2倍に

こんな記事も読まれています

  • 「スーパーカーはいらない」、Z世代女性スター4人が“毎日SUV”を選んだ理由
  • 米国でマツダ“本気EV”が出現、世界市場巻き返しの狼煙
  • ハンドルが震えた瞬間、それは“危険信号”走行中の異常振動に要注意
  • トヨタは本当にやった、電動ピックアップで“実用性の壁”突破
  • 体液付き下着までネットで販売、異常な行動次々…タイでHIV“故意感染”疑惑
  • 「爪で軽くタッチして2万円」、米セラピーに利用者が列を作る
  • 東京、世界経済の頂点へ返り咲く!ニューヨークを押さえ圧巻の1位
  • “チンパンジー戦争”の本当の狙いは繁殖?…戦後、出産数が2倍に

おすすめニュース

  • 1
    寺院で露出、神聖樹に登る…バリで“迷惑観光”続発、警察が強制対応宣言

    旅行 

  • 2
    量産ラインから白い獣が出た、テメラリオ公開にざわつく

    フォトニュース 

  • 3
    中国の特許180万件、米国の3倍超で欧州にも広がる“距離”

    経済・株式 

  • 4
    「高級車なのに“指が落ちた”」BMWソフトクローズで190万ドル判決、技術安全に黄信号

    モビリティー 

  • 5
    車の下が濡れてるだけ…と思いきや“重大故障の前兆”

    フォトニュース 

話題

  • 1
    肥満だけじゃない“真の犯人”、子どもの血圧を上げる日常習慣とは

    健康 

  • 2
    「車が“まっすぐ走れない”」、米国で広がる不安、揺れるハンドルに批判殺到

    フォトニュース 

  • 3
    EUと米裁判の挟み撃ち…Appleが守り続けた“30%モデル”が崩れ始めた

    IT・テック 

  • 4
    ティーバッグから“12億個”漏出、日常茶に潜む異例のリスクが浮上

    健康 

  • 5
    「米国まで協力!?」ロシア、中国依存脱却へ本格始動…レアアース覇権争いに参戦

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]